博多エリアを日帰り旅行したい地元民のほかに、県外から博多を訪れて
- 家族で旅行に来たけど、子どもたちはアクティビティスポットに行くと言うので別行動することにした
- 出張最終日、時間が空いたので観光することにした
そういう方もいらっしゃるでしょう。福岡観光といえば太宰府天満宮、糸島、門司港などが真っ先に思いつくと考えますが、博多駅を中心とする博多エリアも細かく見ていくと、たくさんの寺社仏閣や史跡、美術館、福岡空港もあり、移動を手短にしての充実した博多観光が可能です。
そこで今回は福岡市博多区を半日でめぐるモデルコースを3つご提案!おすすめのランチ・スイーツも交え福岡在住ライターがご紹介していきますよ!
にしてつバスナビが博多エリアの移動を手助け
福岡空港含む博多エリアは、西鉄バス路線網が充実しているため、西鉄バスでの移動コースを2つ用意しました。
その際に役に立つのが、にしてつバスナビ!
現在地近くの停留所、今いるバス停留所から目的地へ向かうバスの運行状況、さらにバスの遅延情報も表示されるスマホアプリです。
ダウンロードすれば誰でも使えますので、ぜひ移動にお役立ていただければ幸いです。
博多観光 半日モデルコース
今回は、9時以降に自宅やホテルを出発し、18時までに戻れるような半日博多観光モデルコースを3つご提案いたします。
バスでめぐる十日恵比寿神社→東長寺→ベイサイドプレイス博多
JR博多駅から1駅の吉塚駅で降り、吉塚→千代→祇園→呉服町をめぐるコースです。時間・体力的に余裕があればベイサイドプレイス博多まで足を伸ばしてみるのもいいでしょう。
- 11:00
JR博多駅から鹿児島本線もしくは福北ゆたか線で吉塚駅に向かう - 11:30
だるまの天ぷら定食本店でランチ - 12:00
西鉄バスで移動 吉塚駅東口→千代町 - 12:30
十日恵比寿神社 - 13:00
西鉄バスで移動 千代町→呉服町(大島眼科前)→徒歩→呉服町(大博通り沿い)→祇園町 - 13:30
東長寺 - 14:10
光安青霞園茶舗で休憩 - 14:40
西鉄バスで移動 呉服町→博多ふ頭 - 15:00
ベイサイドプレイス博多・博多ポートタワー・みなと温泉波葉の湯
だるまの天ぷら定食 本店
九州観光4泊5日モデルコース3選!でお伝えしていた『ひらお』と並ぶ福岡2大天ぷら屋さんのひとつ。「博多式揚げ出し天ぷら」の発祥店で、吉塚駅の東口から右に出て博多駅方面へ。ひたすらガード沿いを数分歩くと左手に立体駐車場併設のお店が見えてきます。
十日恵比寿神社
商売繁盛の神様として名高く、毎年1月10日の正月大祭のときには県内外の経営者などが多数訪れ、十日恵比寿神社から授与された福笹や縁起物を持ち帰る人々を見かけるのが、博多の正月の風物詩のひとつとなっています。
普段は参拝客も少なめのため、静かで厳かな佇まいを魅せてくれる神秘的なスポットとして、立ち寄りをおすすめしたいです。
平日なら、すぐそばにある福岡県の議会棟も見学(約20分)が可能で、興味がある方は福岡県議会事務局総務課総務係に事前申し込みされるといいです。
東長寺
博多駅からまっすぐ伸びる『大博通り』沿いにある大きな五重塔がひときわ目立つ東長寺。あの弘法大師が日本初開山した密教の寺院です。大仏殿には木造座像としては国内最大級と言われている福岡大仏があり、仏像台座部には入れるようにもなっていて、地獄・極楽めぐりができる仕様となっています。
毎日10~15時に「博多ガイドの会」の方が待機していて、寺院内を無料で案内してくれるそうです(不在のときもあり)。
光安青霞園茶舗
光安青霞園茶舗へは東長寺最寄り停留所の祇園町から呉服町に戻るのですが、片側4車線の横断歩道を渡りバスに乗るのはかえって遠回りかもしれません。東長寺から徒歩10分ほどですので、ここは徒歩での移動をおすすめします。
享保元年(1716年)創業の茶舗で、江戸時代から現在までずっと博多の街の変遷を見続けてきた老舗です。招福の神である布袋さまが安置されており拝むことができるほか、喫茶室が併設されていて、お茶とお茶菓子を楽しめます。
徒歩でめぐる櫛田神社→福岡アジア美術館→楽水園
福岡市営地下鉄櫛田神社駅で降りて櫛田神社→川端エリア→キャナルシティ→住吉を散策します。こちらは徒歩で移動できるコースです。
- 11:00
JR博多駅から福岡市営地下鉄七隈線で櫛田神社前駅に向かう - 11:30
焼肉・冷麺 大東園で平日ランチ - 12:30
櫛田神社 - 13:00
川端通商店街を散策 - 13:30
福岡アジア美術館 - 14:30
ぜんざい広場で休憩(川端ぜんざい) - 15:00
キャナルシティ博多を散策 - 15:30
楽水園
焼肉・冷麺 大東園
創業50年以上の焼肉の名店。平日ランチは1,210円~4,290円の価格で定食が食べられます。もちろん自分で焼きながらアツアツを食すスタイルのため、コスパ抜群です。大東園から徒歩約3分圏内のところに櫛田神社があります。
櫛田神社
『お櫛田さん』の愛称で地元民に親しまれている博多総鎮守。毎年7月15日早朝、一番山笠から順に8つの山笠が櫛田入り奉納される博多祇園山笠の聖地として知られています。国内外問わず観光客と地元民でいつも賑っています。
福岡アジア美術館
櫛田神社の南神門をくぐり出て、川端通商店街を突き抜けた先に博多リバレインモールがあり、その建物の右端にイエローカラーの出入り口が見えたら、そこが福岡アジア美術館です!
直通エレベーターで7階に移動し、展示を楽しんだり、アートカフェで本を眺めたり、MUSEUM CAFE by IENA COFFEEでホッと一杯、休憩することもできます。
川端ぜんさい
川端通商店街の中にあるぜんざい広場も人気スイーツスポットです。営業は金土日及び祝日と川端通商店街のイベント時だけとなりますが、甘いぜんざいで疲れを癒せます。
楽水園
キャナルシティ博多を散策しながら通り抜けて、さらに10分ほど歩けば、楽水園という池泉廻遊式日本庭園があります。紅葉スポットとして人気で、秋の週末は多くの人が赤や黄に染まった木の葉を眺めたり、写真を撮ったりしています。
出張の帰りに ららぽーと福岡→福岡空港
福岡出張最終日で、もう帰るだけ。もしくは先方の都合で予定が空いたサラリーマン向けの半日コースです。ガンダムにビールを楽しみましょう!
- 11:00
博多バスターミナルから直行バスに乗る - 11:30
ららぽーと福岡でガンダムと対面 - 11:45
博多名物元祖肉肉うどんでランチ - 12:30
西鉄バスで移動 - 13:15
展望デッキで発着する飛行機を眺める - 13:45
福岡空港ビアマルシェSORAGAMIAIRでビール - 15:30
売店でお土産を買う
博多名物元祖肉肉うどん
ららぽーと福岡3階フードコートにあり、ゴロゴロッとした角切り肉とすりおろし生姜が入ったうどんです。お店のウェブサイトによると「もともと北九州・小倉の発祥だったメニューを博多で進化させた」そうです。
福岡空港ビアマルシェSORAGAMIAIR
読みは「ソラガ・ミエール」で、ネーミングのとおり空が見えるビアレストランです。
枝豆、トルティアなどをつまみに、いろいろなビールを飲み放題できるコースなどが楽しめます。このあと飛行機や新幹線で帰路に就く場合は、乗り遅れたり、搭乗口やホームを間違えたりしないよう、飲みすぎには注意です!
博多エリアには観光スポットがたくさん!
今回ご紹介した博多エリアの観光スポットは一部で、まだまだ魅力的な場所が多数あります。この記事をヒントに充実した半日観光を実現いただければ、うれしく思います!