「年末年始や冬休みに、家族や大切な人と九州方面に行きたい!」と考えているみなさん、4泊5日でゆっくりと満喫してみませんか?
冬の時期はあたたかくしての移動や温泉がマスト!ということで、レンタカーと鉄道を利用した「4泊5日九州観光モデルコース」冬バージョンを、グルメ・温泉・おすすめスポットを交えご紹介していきます!
概ね12~3月に九州を満喫できるコースを、福岡在住ライターがご紹介しますので、ぜひ本記事を参考にして年末年始・冬休みの九州旅行の計画を話し合って、決めていただければ、これ以上うれしいことはありません。
夏バーション(車なし)は鉄道でめぐる4泊5日九州観光コースの記事で、おさらいできます!
冬の九州をぬくぬくと巡る4泊5日 観光モデルコース
九州へのアクセスはもちろん飛行機派と新幹線派に分かれるはずです。また行きは新幹線・帰りは飛行機と行き・帰りで交通手段を変えてもいいでしょう。九州エリアを4泊5日で周遊するなら、やはり福岡を起点・終点にすると各地にアクセスしやすくなりますよ。
1日目は、まず福岡空港か博多駅入りを目指しましょう。
※以下、2024年10月時点の情報です
1日目のスケジュール
初日は、福岡市内をドライブし、福岡タワーなどに立ち寄ります!
- 14:30までに
各地から福岡入り - 15:00
博多駅近辺のホテルにチェックイン/レンタカーを借りる/百道(ももち)エリアへドライブ - 16:00
みずほPayPayドーム福岡/BOSS E・ZO FUKUOKA - 17:30
福岡タワー/シーサイドももち ICE SKATING PARK - 19:00
レンタカーをパーキングに入れる/博多駅へ - 19:30
もつ鍋であったまる(笑樂) - 21:00
博多駅でイルミネーションを鑑賞 - 21:30
ホテルに戻る
みずほPayPayドーム福岡/BOSS E・ZO FUKUOKA
福岡ソフトバンクホークスの本拠地のドーム前で記念撮影をしたり、公式グッズを購入したり、また、隣接する娯楽施設BOSS E・ZO FUKUOKAで遊ぶのはいかがでしょう。
みずほPayPayドーム福岡/BOSS E・ZO FUKUOKAについては、福岡観光モデルコース1泊2日の家族旅行をオトクなファミちかきっぷで遊び尽くす!の記事でもご紹介していますので、気になる場合はチェックを!
福岡タワー/シーサイドももち ICE SKATING PARK
福岡タワーに昇って、福岡市街の夕景を楽しんでみるのもおすすめです。また福岡タワー前の広場に、冬季期間限定の屋外アイススケートリンクが登場するようです!
期間中、アイススケートを楽しめるほか、クリスマスマーケット、ニューイヤーズイベント、バレンタインイベントも実施予定とのことで、立ち寄ってみるのもいいでしょう。
博多名物 もつ鍋 笑樂 博多駅店
冬は寒い中を歩かずに、博多駅構内にあるJR博多シティ・アミュプラザ10階までぬくぬくと移動し、笑樂で、あたたかいもつ鍋をいただくことにしましょう!
もつ鍋といえば、他の記事でおおやまをご紹介したりしていますが、本場福岡には、もつ鍋の名店がたくさんあります。
笑楽は西中洲に本店、本店近くの春吉店、そして今回おすすめする博多駅店の3店を展開する老舗です。
最後に、ちゃんぽん麺または雑炊でいただくのをお忘れなく!
博多駅でイルミネーションを鑑賞(光の街・クリスマスアドベント)
JR博多駅前広場(博多口側)は、夕方から24時まで62万球ものLEDが点灯し、光の街へと変わります。
例年、仕事帰りの人、学生、カップル、これから飲みに行く人など、多くの人でにぎわっており、今年も例年どおりクリスマスアドベント(旧クリスマスマーケット)※の実施も予定されています。
2日目のスケジュール
2日目は、糸島観光と牡蠣小屋でのお昼ごはん、そして午後は温泉のはしごにしました!
今回は杖立温泉+黒川温泉宿泊を推しましたが、地獄めぐり+別府温泉に宿泊もいいなと迷いました…
- 9:00
ホテルをチェックアウト/糸島エリアに向けてドライブ - 白糸の滝
- 桜井二見ヶ浦/夫婦岩
- 12:00
糸島の牡蠣小屋で食事 - 13:00
黒川温泉に向けて出発 - 前原IC
- 大宰府IC
- 日田IC
- 16:00
杖立温泉で家族風呂に立ち寄り - 18:00
黒川温泉にある宿に到着 - 食事
- 温泉街散策/湯あかり
- 宿に戻り温泉にゆっくり浸かる
白糸の滝
落差がナント24mもあり、まるで白い糸が本当に上から下へと落ちてくるように見える滝で、福岡県指定名勝となっています。
福岡では雪が積もることは滅多にないことなのですが、白い雪景色と白糸の滝が織りなす銀世界が見れたらラッキー!
きっと「寒いけど見に来てよかった」そのように思えるはずです!
糸島の牡蠣小屋
実は糸島観光を1日目午後に持ってくるかどうかで悩んだのですが、冬の糸島といえば牡蠣小屋で、しかも閉店時間が早い!!というわけで、2日目の午前中に糸島観光そして、お昼ごはんに牡蠣小屋を持ってきました!
セルフで牡蠣を焼いていくスタイルのお店が、糸島にはたくさんありますので、お店などを事前リサーチして、納得のいく糸島グルメを堪能してくださいね!
おすすめはやはり、貴重な時間ロスを防いでくれる予約ができるお店です!
また、なかには食材や調味料持ち込み可のお店もありますよ。
杖立温泉 家族風呂
黒川温泉に向かうルート上にある杖立温泉は、泉質がよくて湯治に利用されてきた歴史があり、今回、立ち寄るのもいいのかなと思い、コースに組み込みました!
黒川温泉 湯あかり
黒川温泉は、大分との県境、熊本県阿蘇郡南小国町にあり、12月下旬から3月いっぱいまで温泉街の各所でライトアップが楽しめますので、2日目の宿泊におすすめです。
3日目のスケジュール
3日目は、いざ熊本市へ!ここでレンタカーを返却して一路、九州新幹線とリレーかもめで佐賀・武雄温泉へ向かいます!
- 10:00
宿を出る - 10:30
鍋ヶ滝公園/鍋ヶ滝鑑賞 - 12:00
ルート上で気になるお店に入り食事 - 13:30
草千里ヶ浜 - 16:00
熊本市街地到着/レンタカーを返却 - 熊本アーケード街を散策
- 気になるお店で早めの夕食
- 九州新幹線 熊本駅→新鳥栖駅
- リレーかもめ 新鳥栖駅→武雄温泉駅
- 20:30
セントラルホテル武雄温泉駅前にチェックイン - 21:00
武雄温泉元湯に入浴
鍋ヶ滝公園
落差は10mほどですが、まるで透き通ったレースカーテンのように美しい滝です。気温が氷点下となった日には、氷柱(つらら)が見られるかも…
鍋ヶ滝公園は事前予約制入園で、当日の予約も可能なようですが、早め早めに手続きをされてください。
草千里ヶ浜
女優の本仮屋ユイカさんも訪れた標高1100m、阿蘇中岳を眺望できる草原(放牧地)。冬の時期は天候によりますが樹氷が見られる観光スポットとして知られています。
4日目のスケジュール
4日目は、御船山楽園から福岡に移動!水炊き・屋台を楽しめる天神エリアに宿泊します。
- 9:30
ホテルをチェックアウト/ホテルに荷物を預ける - タクシーもしくはバスで移動
- 10:00
御船山楽園 - 12:00
萬福武雄店でランチ - 13:00
ホテルで荷物を受け取る - リレーかもめ 武雄温泉駅→博多駅
- 福岡市営地下鉄 博多駅→天神南駅もしくは天神駅
- 15:00
天神エリアのホテルにチェックイン/休憩後周辺散策 - 17:30
酒商菅原で角打ち - 18:00
水炊きであったまる - 21:00
屋台を楽しむ
御船山楽園
筆者は5年前、紅葉の時期に一度、訪れたことがありますが公式サイトで見た冬景色も素晴らしかったので、ご紹介いたします。夏バージョン同様、武雄温泉の宿(3日目夜)は駅前のホテルを推したのですが、御船山楽園ホテルに宿泊するのもよさげです!
中華料理 萬福 武雄店
御船山楽園から少し歩いたところに萬福という中華料理店があり、当時「良心的だな」と思って店を出たため、今回ご紹介することにしました。
夏バージョンの記事でご紹介した、武雄温泉駅構内にあるカイロ堂の「佐賀牛すき焼き弁当」もおすすめです。
酒商菅原
酒店でありながら生ビール、日本酒、蒸留酒(菅原水鏡)、ワインなどの角打ちができます。氷結甘酒などノンアルコールもあり、しかも食事やおつまみも持ち込めますので、福岡の地酒などをぜひ楽しんでみてください!
鳥善 中洲店
博多水炊きの名店のひとつ。鳥善は中洲のほか、東京銀座にも出店しています。水炊き単品はもちろん、水炊き会席コースもあり、ゆっくりと食事を楽しめます。九州最終夜なので、そのあと屋台に繰り出すのもいいでしょう!
事前予約をお忘れなく!
最終日のスケジュール
最終日は、受験シーズンということもあり、学問の神様、菅原道真公がいる太宰府天満宮への参拝をおすすめします!
- 9:00
ホテルをチェックアウト/荷物はフロントに預ける - 西鉄福岡駅
- 西鉄二日市駅(乗り換え)
- 西鉄太宰府駅
- 太宰府天満宮を参拝
参道散策中、ピンときたお店で「梅が枝餅」を堪能 - 西鉄太宰府駅
- 西鉄二日市駅(乗り換え)
- 西鉄福岡駅
- 天麩羅処ひらお天神アクロス福岡店で「天ぷら定食」を堪能
- ホテルに戻り荷物を受け取る
- 15:00
地下鉄天神駅 - 15:15~
博多駅もしくは福岡空港入り
おみやげを買って、帰路へ…
天麩羅処ひらお
筆者が、間違いのない九州最終日のお昼ごはんとして推したいのはココ!
揚げたてのサクサク天ぷらとあつあつごはん&お味噌汁は季節問わず、お腹と心を満たしてくれます!
天麩羅処ひらおについては、博多出張ひとりごはんを福岡在住ライターがピックアップ!の記事で、ご紹介しています!
九州観光2024-2025冬を楽しもう!
冬の九州旅行は、レンタカーと鉄道のハイブリッドで、ぬくぬくと移動されることをおすすめします。
また、夏のモデルコース同様、4泊5日の長旅ですので疲れた体を労われるよう、温泉を3つ組み込みました。
九州へのアクセスは新幹線・飛行機ともに争奪戦となりえます。特に年末年始や冬休みは乗車券や航空券も高騰しますので、かしこく格安航空券の比較サイトでチケットを購入してくださいね!