日帰りもしくは1泊2日~2泊3日の長崎女子旅をご検討中でしょうか?
長崎市内には、たくさんの観光スポットが点在していますので、事前に計画を立てて効率よく周遊することで、日帰りでも1泊2日でも充実した旅行ができますよ!
個人的には2017年夏を最後に、長崎市に行けていませんので、また足を運びたいなと思っています。
ちなみにおすすめは、長崎市を代表するイベント『長崎ランタンフェスティバル』の開催時期(例年1月終わりから2月にかけて)なのですが…
九州在住ライターである私が、旅行時期を問わず楽しめる長崎市内の観光モデルコースを3つ作成して、ご提案していきます!
長崎市内観光モデルコース3選!
長崎といえば福山雅治の出身地で、福山といえば大河ドラマで演じた坂本龍馬を連想する方も少なくないでしょう。龍馬と長崎は深い縁でつながっていました。
また、異国情緒あふれる観光スポット。女子旅に不可欠なおみやげ、自分へのご褒美、スイーツのお店もたくさんあります!そこで
- 坂本龍馬
- 異国情緒
- スイーツ
という3つの切り口で、長崎市内観光モデルコースを作成してみました!
長崎市内観光 坂本龍馬に思いを馳せるモデルコース
自宅最寄りの空港から長崎空港に降り立ち、バスでJR長崎駅前に向かい、下車したところからスタートすることにしましょう。
- JR長崎駅(昼食)
- 福済寺
- 長崎歴史文化博物館
- 長崎電軌鉄道で移動
- 上野撮影局跡
- 風頭公園展望台(坂本龍馬像)
- 長崎市亀山社中記念館
- 龍馬のぶーつ像
- 若宮稲荷神社(坂本龍馬像)
- 龍馬が好んだ長崎グルメ(夕食)
福済寺(ふくさいじ)
JR長崎駅から徒歩で行ける距離にある龍馬ゆかりの寺院です。勝海舟とともに40日間滞在したとの言い伝えが残っています。
興福寺、聖福寺、崇福寺とともに『長崎四福寺』とされています。
長崎歴史文化博物館
福済寺から徒歩8分ほど。かつて長崎奉行所があった場所にあるのが、長崎歴史文化博物館です。ここには次項で紹介する上野撮影局で龍馬の写真を撮影した上野彦馬が使っていた写真機も収蔵されています。
入館は無料ですが企画展のほか、歴史文化展示ゾーンや長崎奉行所ゾーン(常設展)は、別途観覧料が必要となります。
上野撮影局跡
博物館最寄りの桜町駅から長崎電気軌道(3系統)に乗り、新大工町駅で下車して少し歩くと、坂本龍馬が立ち姿の写真を撮った上野撮影局の跡地が整備されていて、記念撮影もできるような観光スポットとなっています。
龍馬のように、台の斜め前に立って写真を撮ってみては^^
風頭公園展望台
ここに行けば、長崎市街地を高台から眺める龍馬に会えます!
上野撮影局跡からは、龍馬のぶーつ像や亀山社中跡(ほぼ同じ場所にある)のほうが近いのですが、階段や坂を上っていくことになりますので、筆者のおすすめは、上野撮影局跡付近でタクシーをつかまえて、最初に風頭公園に行くというもの。
風頭公園展望台にある龍馬像(写真)を見たあと、亀山社中跡へは坂を下っていくだけとなります!
坂の途中で、小さな龍馬像にも出会えるはず…
長崎市亀山社中記念館(亀山社中跡)
日本初の会社(カンパニー)は、龍馬が長崎の地で結成した『亀山社中』だといわれています。
その拠点(遺構)が今では市営の記念館として、誰でも入場できるようになっています。
龍馬が愛用したといわれているブーツ(レプリカ)のほか、ピストルや書簡(写し)、亀山社中の志士たちの写真なども展示されています。
龍馬のぶーつ像
亀山社中跡のほど近くに、龍馬のぶーつ像があります。ここから見下ろす長崎市もまた、いい景色でしたよ!
若宮稲荷神社
時間に余裕があれば、龍馬のぶーつ像横にある坂を下りていき、分岐点から再び上に向かうと若宮稲荷神社に…
若宮稲荷神社は当時、龍馬や幕末の志士らが参拝していたといわれ、勤皇神社とも呼ばれています。境内の中には近年、有志によって建てられたばかりの『坂本龍馬神社』があります。
龍馬が好んだ長崎グルメ
龍馬が愛した長崎グルメは、卓袱(しっぽく)料理といわれています。
少し値が張りますが、非日常も味わえ、思い出にもなりますので、興味がある方はぜひ、長崎市内の卓袱料理のお店をリサーチしてみてください!
長崎市内観光 異国情緒あふれるモデルコース
江戸時代、鎖国していた日本で唯一、海外との交易が許されていたのが出島であり、長崎市には今も当時のオランダや中国を彷彿とさせる建物などが根強く残っています。
移動は長崎電軌鉄道を活用しましょう。電車一日乗車券は600円です。
- JR長崎駅
- 出島
- 長崎新地中華街(昼食)
- オランダ坂
- 祈念坂
- 大浦天主堂
- グラバー園
- グラスロード1571
- 眼鏡橋
出島
個人的な印象としてはミニマムなテーマパークで、鎖国時代の出島のミニチュアのほか、実際に復元した建物や街並みも見学できます。
出島ミュージアムショップでは、オリジナル商品、長崎のおみやげも購入可。
2017年に足を運び購入したのは、チョコレートのドロップ缶(出島ドロップス)でしたが、もうひとつ買えばよかったなと思ったほど。おすすめです!
長崎新地中華街
長崎グルメといえばちゃんぽんなのですが、その名店が軒を並べる長崎新地中華街でのお昼ごはんをおすすめします。
基本どこもおいしいと思うのですが、私が食事をしたのは、会楽園というお店でした(写真の左側)ので、ご参考までに。
長崎電軌鉄道の最寄り駅は、新地中華街駅(1系統出島駅の隣)です。
祈念坂
『沈黙』などの作品で知られる遠藤周作がこよなく愛し、散策していたといわれているのが大浦天主堂のそばにある石畳の祈念坂です。
お時間許すかぎり、メディアルセンター駅最寄りのオランダ坂とともにゆるりと散策して、長崎にある異国を感じてみては?
大浦天主堂
鎖国を解き、開国したあとに建てられた日本で最も古い教会。国宝に指定されているほか、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」にも名を連ねています。
長い歴史を持つステンドグラスなど、一度は見ておきたい建物です。石橋駅が最寄りです。
グラバー園
世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する旧グラバー住宅をはじめ、フリーメイソンロッジの石柱(コンパスと定規のマークが刻まれている)など見どころがたくさん。
カフェや展望台、動く歩道などもあり観光しやすいように整備されています。
眼鏡橋
1600年代に建てられた中島川に架かる国内で最も古いアーチ型の石橋で、国指定重要文化財となっています。
ランタンフェスティバル開催中の夕暮れ以降、ちょうちんの明かりが灯り映える眼鏡橋は、異国情緒あふれる長崎ならではといえます。
長崎市内観光 スイーツなモデルコース
長崎空港や長崎駅でもおみやげは購入できると思うのですが、長崎市滞在中だからこそできる老舗の本店に足を運んでの購入や、長崎県民が愛してやまないスイーツをその場で堪能してみるモデルコースはいかがでしょうか?
こちらはGoogleマップもご用意して、長崎駅を起点にぐるりと一周できるプランとなっています。
- JR長崎駅
- 長崎電軌鉄道で移動
- カフェドビジュー(ランチ)
- 長崎電軌鉄道で移動
- 文明堂総本店
- 菓舗唐草本店
- 梅月堂本店
- カステラ本家福砂屋
- 御菓子松翁軒
カフェ ド ビジュー Cafe de Bijoux
THE GLOVAL VIEW 長崎の1階にあるカフェで、タルトが美味しいとのクチコミがネット上で確認できます。タイミングが合えばスイーツバイキングを実施している場合も。
デザート5種付きのスペシャルビジューセットという前日までの予約が必須のランチもあるため、コースの最初にご紹介しました。
文明堂総本店
東京に日本橋本店を構える文明堂と混同しがちですが、長崎にあるお店は文明堂総本店です!前者はのれん分けした会社だそうです。
文明堂総本店は、長崎県をはじめとする九州各県(沖縄県除く)、広島県、山口県、島根県、高知県に店舗があります。
長崎カステラのほか、カステラ巻、桃カステラ、レモンケーキなど。さまざまなお菓子を販売展開しています。
菓舗唐草本店
『長崎物語』や『出島蘭館』、『枇杷かすた』などの銘菓を世に送り出している菓子店で、直営店だけではなく長崎の百貨店『浜屋』やイオンなどでも売られており、県民に親しまれているとのことです。
梅月堂本店
長崎女子なら一度は食べたことがある?ケーキが有名。本店の2階にある喫茶で、桃とパインがのったケーキ『シースクリーム』を楽しむことができます!
カステラ本家福砂屋
創業400年以上のカステラの老舗です。実は長崎駅や長崎空港はもちろん、北海道から沖縄まで店舗はありますが、長崎市滞在中にしか行けない本店が素敵な外観のため、ぜひ足を運んでいただきたいです。
御菓子松翁軒 喫茶セヴィリヤ
300年以上の歴史があり、文明堂総本店、福砂屋と並びカステラの御三家とされているのが、松翁軒です。
五三焼(ごさんやき)カステラをはじめ、抹茶カステラ、チョコラートを展開しているほか、2階に喫茶も併設しています。喫茶はネットで席を予約できます(30日前から前日まで)!
行きたいところに行く長崎女子旅を!
龍馬、異国情緒、スイーツの3コースを組み合わせたり、取捨選択すれば、日帰り~2泊3日の長崎旅が完成できるように、ご提案してみました。
3つのモデルコースをぜひ参考に、旅程を組み立てていただければ、とてもうれしく思います!