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【SCARY👻STORY】Vol.05 ランタンを持って歩く男の話

2023年7月26日

この記事を書いた人:YAYOI

YAYOI

■好きなこと:旅行/スノボー/ホラー全般/クリープ
■好きなブランド:Vivienne Westwood/GIVENCHY

怖い話や不思議な話が大大大好きな YAYOIです。

ハロウィン🎃が迫ってきました。
そこかしこで、ハロウィングッズ🌛やお菓子🍭を目にする季節ですね。

ハロウィンの起源

ハロウィンの起源は、古代ケルト人の秋の収穫感謝祭から。その当時使用していたのはカボチャではなく「カブ」でした。
カボチャに代わったのは、ケルト人がアメリカへ移住した事がきっかけのよう。

アメリカの土地では、カブよりもカボチャの方が手に入りやすかったためで、スコットランドでは今でもカブのジャック・オー・ランタンがあるそうですよ。

そんなハロウィンのシンボル的存在が目・鼻・口をくりぬいたオレンジのカボチャに火を灯した『ジャック・オー・ランタン』。

実はこのカボチャの提灯、アイルランドの怪異の伝説を基にしたものだったのです。

ジャック・オー・ランタンとは

ジャック・オー・ランタンのモデルは、悪魔に魂を売った盗賊ジャック。

彼は、ずる賢く乱暴者で嘘つきでけちんぼと言う最悪な人物でした。100%係わってはいけない人に違いない…!

お酒も大好きだったジャックはハロウィンの夜にもめちゃくちゃ酔っ払い、運悪く悪魔👿に出会ってしまいます。
出会ってしまったので、魂を獲られそうになったのですが、「魂をあげるから最後に酒を飲ましてほしい」とお願いします。

ジャックと悪魔の知恵比べ?

何故か悪魔も酔っ払いの願いを聞き入れてしまい、酒代としてのコインに化けました。本当になせ願いを聞き入れた🙄
その隙をついてジャックは自分の財布に悪魔を閉じ込め、開放する代わりに10年間ジャックの魂を獲らないという契約を取り付けたのです。

10年後、約束通り魂を獲りに来た悪魔を「最後にあの木のリンゴ食べたい」などと言い、リンゴの木に登らせます。悪魔が木に登っている隙に木の幹に十字架を刻み悪魔をリンゴの木から降りれなくしました。
これにはさすがの悪魔も降参し、二度とジャックの魂を獲らないと契約したのでした。

悪魔を騙し続けた結果……

ある年のハロウィンの日 ジャックは鬼籍に入るのですが、生前の行いが最悪だったため天国には行けず、仕方なく地獄に向かいます。
しかし、あの悪魔が現れてジャックに言います。

👿「お前の魂は獲らないと契約したので、残念ながら地獄には連れて行くことはできない。

悪魔は元に戻るよう言いますが、死んでいるジャックは生き返れるはずもなく…仕方なく元来た道を引き返そうとするも、道は暗闇が広がり先が見えません。
そこで悪魔から地獄の小さな火種をもらい、道端にあったカブをくりぬき、中に火種を入れランタンの代わりにしたのでした。

天国にも地獄にも行けず地上を彷徨う悪鬼ジャック・オー・ランタンの誕生です。🎃🙌🎃
生きていたころも最悪な人物だったジャックは、死んで亡霊になってさらに最悪になっていました。

亡霊としてのジャック・オー・ランタン

彼は沼沢地帯に良く現れ、ランタンの明かりで子供たちを道に迷わせ、沼地に引きずり込んで殺害していきます。
そのため、アイルランドではジャック・オー・ランタンと出会った場合は目をつむり、耳をふさいでやり過ごすと良いと伝えられているそうです。

気まぐれに旅人を迷わせずに道案内をすることもあるようですが、やっぱり100%係わってはいけない人物でしたね!

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