長期間家を空ける際、何の準備もせずに出発してしまうと、帰宅後に思わぬトラブルが待ち受けているかもしれません。
湿気によるカビの発生やガス漏れ、防犯上のリスクなど、不在中に起こり得る問題は多いです。
この記事では、安心して長期不在を楽しむために確認しておきたい6つのポイントをわかりやすく徹底解説。
しっかり準備を整えて、安心して出発してくださいね。

長期不在前にやること一覧
長期不在にするときは、防犯や安全面、ガスや水道などの対策が必要です。
具体的には、以下6つのことを行ってから家をあとにすると衛生面や安全面を守りやすくなります。
換気経路の確保
室内に湿気がこもるとカビやダニの原因になり、アレルギーを発症する可能性があります。
また、湿気は部屋が傷む原因にもなるので、長期間家を空けるときは以下の対策を行い、換気経路を確保しておくことが重要です。
各部屋の給気口を開放し、外気を取り入れましょう。
ドアだけでなく、押し入れなども開放しておくと湿気がこもるのを防ぎやすく、カビの発生リスクを低減できます。
家電製品のコンセントを抜く
使用しない家電のコンセントを抜いておくと、漏電や待機電力の節約になります。
1ヶ月以上の不在の場合は、冷蔵庫の中身を整理し、電源を切ることも検討しましょう。
冷蔵庫の電源を切る手順は、以下のとおりです。
冷蔵庫の内部に除湿剤を置いておくと、カビの発生を防ぎやすいです。
ガスの元栓を閉める
長期不在の際は、キッチンや浴室のガス元栓を閉めてガス漏れのリスクを防止しましょう。
ガス会社との契約はそのままにしておくことをおすすめします。
数ヶ月以上にわたって不在の場合、一度解約して基本料金を抑える方法もありますが、開栓するには再度立ち会いが必要です。
手間も含めて解約すべきか、そのままにしておくかを検討しましょう。
止水栓を閉める
長期不在の際は水道の止水栓を閉め、漏水による被害を予防しましょう。
帰宅後は、止水栓を開けて通常の水道利用を再開してください。
防犯対策を強化する
長期不在を悟られると空き巣などのターゲットにされる可能性があります。
ですから、安全のためにも以下の対策を検討しましょう。
また、SNSなどで長期不在を公表するのはやめましょう。
管理会社への連絡
マンションやアパートに住んでいる場合、管理会社に長期不在の旨を伝えておくと火事や水漏れといった緊急時の対応がスムーズになります。
賃貸契約書によっては申告が義務付けられているケースもありますので、確認しておくと安心です。
また、長期不在を伝えることで不在中に不審な動きがあれば不動産が対応しやすくなります。
まとめ
長期不在前に適切な準備を行うことで、帰宅後のトラブルを未然に防ぐことができます。
特に、カビの発生を防ぐためにも換気経路の確保は忘れずに行ってから家を出るのが大切です。
SNS等で長期間家を留守にすることがわかる投稿をするのは危険なので、帰ってから投稿する等の工夫をしましょう。