最近では、妊娠中に旅行に出かけることを「マタ旅」と呼ぶことがあります。「赤ちゃんが生まれる前に夫婦で思い出作りをしたい」「妊娠中のストレス発散をしたい」という想いから、海外旅行に行く人が増えているようです。
ですが海外旅行に行きたい一方で、安全性が気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「妊婦が海外旅行をする場合のリスクと注意点」についてご紹介します!
この記事を最後まで読み、しっかり知識をつけて「マタ旅のトラブル」を回避していきましょう。
妊娠中の海外旅行におけるリスク
妊娠中の旅行はリスクを伴います。
というのも、妊婦は通常時の体よりも疲れやすかったり、免疫力が低下しているからです。
具体的には以下3点のリスクがあります。
以下で詳しく解説していきますね。
エコノミー症候群

エコノミー症候群とは、長時間ずっと同じ姿勢で座っていることにより、静脈の中に血の塊(血栓)ができてしまう病気です。血栓によって腫れや痛みを生じたり、静脈をつまらせて呼吸困難を引き起こしたりします。
妊娠中は生理的な変化で通常時よりも血栓ができやすい状態になっています。
そのため長時間のフライトを伴う海外旅行はできるだけ避けたほうがいいでしょう。
どうしても長時間のフライトをやむを得ない場合は、以下の対策をしておくのがおすすめです。
ウィルス感染と食中毒

妊婦は免疫力が低下しており、感染症を引き起こしやすい状態です。
また、ウィルスだけでなく食中毒にも気をつけましょう。
通常時に食べても問題ないような食べ物でも、妊婦が食べると食中毒を引き起こしてしまうことがあります。
ウィルス感染と食中毒に対しては、以下の対策を考えておきましょう。
日本と異なる医療体制

海外と日本では医療体制が異なります。
例えば、日本では無料で救急車を呼ぶことができますが、アメリカをはじめとするいくつかの国では有料です。
体調を崩しやすいので、救急車を呼ばなくてはならない場面に遭遇することも十分あり得ます。
また、妊娠後期に近づと出産が早まってしまう可能性もあります。
飛び込み出産を受け入れてくれる病院があるかもわかりませんし、もし入院できたとしても医師が適切な処置をできるか、言葉が問題なく通じるか、医療費はいくらになるのか、といった様々な不安やリスクと戦うことになるでしょう。
医療体制が異なる点については対策が難しいですが、海外旅行に行くとしてもできるだけ安定期を選び、病院に行くことがないようにするのがベストです。
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妊婦の海外旅行先の過ごし方

妊娠中に海外旅行に行くことのリスクを把握した上でも、どうしても行きたい場合は以下の過ごし方を意識しましょう。
ハードスケジュールを組むと体調を崩してしまうリスクがあります。予定を詰め込みすぎないようにし、こまめに休憩を取れるようなのんびり旅行を心がけましょう。
移動や乗り継ぎがあるとストレスにもなるので、一箇所に滞在してのんびりビーチで過ごすような楽しみ方もおすすめです。
また、感染症や病院へかかるリスクを減らすためにも、衛生面と安全面で安心できる場所へ行くようにすることも意識しましょう。
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妊娠中の海外旅行は推奨できませんが、「短時間のフライトの航空券」を選ぶことでリスクを避けることができます。
Galaxy Travelであれば、「乗り継ぎ回数」や「フライトの時間帯」を選んで航空券を探すことができるため、妊婦さんにもおすすめの航空券比較サイトです。
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