北海道は冬の雪景色のイメージが強いかもしれませんが、夏の北海道は過ごしやすく、観光に最適な場所になります。
寒い季節に北海道に行ったことがある人でも、夏の場合はどこに行くべきか、どんなモデルコースで観光すればいいのか迷う人もいるでしょう。
そこで今回は、「夏の北海道を2泊3日で巡る観光モデルコース」をご紹介します!
夏だからこそ楽しめる観光地をご紹介するので、ぜひ本記事を参考にして北海道旅行の計画を立ててみてくださいね。
夏の北海道を2泊3日で巡る観光モデルコース
北海道までのアクセスは飛行機で行く人が多いでしょう。東京からは約1時間30分、大阪からは約2時間、福岡からは約2時間30分ほどで到着します。
また、北海道はとても広いので、2泊3日であればエリアを絞って観光するのがおすすめです。
今回は、北海道の中央エリアにあたる「旭川」と「富良野」を車で巡るモデルコースをご紹介していきます。
1日目のスケジュール
- 10:00
旭川空港に到着 - 10:30
レンタカーを借りて「パッチワークの路」をドライブ - 11:30
「富良野どんぶり市場」でランチ - 12:30
富良野どんぶり市場を出発 - 13:30
「星野リゾートトマム」にチェックイン - 14:00
ホテル内のアクティビティ体験をする - 18:00
ホテル内のレストランでディナー
パッチワークの路
「パッチワークの路(みち)」は、北海道の美瑛町にある広大な丘陵地帯の道です。
ヨーロッパの田園風景を思わせるような長閑な景色が広がっており、道中には「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」などのちょっとした観光スポットもあります。
5月から7月にかけては緑色のグラデーションが美しく、7月中旬から8月にかけては黄色や赤の花々が広がり、夏にぴったりな観光地です。
市場食堂
北海道に来たらグルメを楽しみたいですよね。
旭川空港からトマムまでの道中にある「市場食堂」(旧店名:富良野どんぶり市場)は、市場から仕入れた新鮮な魚を使った海鮮丼が提供されています。
富良野駅から徒歩10分の場所にあるので、電車移動をする人にもおすすめです。
星野リゾートトマム
「星野リゾートトマム」は、約1,000ヘクタールの敷地を有する北海道最大級のリゾートです。
夏は雲海を間近に感じられる「雲海テラス」や屋内プールの「ミナミナビーチ」、ファームエリアでの「ビアガーデン」など楽しみ方がたくさんあります。
多種多様なアクティビティもあり、夏にしかできない「ラフティング」や「カヌー」を体験するのがおすすめです。
アクティビティは事前予約が必要であり、それぞれ所要時間も異なるのでスケジュールにあわせて選んでみてください。
2日目のスケジュール
- 7:00
ホテル内の「雲海テラス」でのんびり過ごす - 8:00
ホテルをチェックアウト - 10:00
「白金青い池」と「白ひげの滝」を観光 - 11:30
「白ひげの滝」を出発 - 12:00
「ファーム富田」でランチ - 13:00
「ファーム富田」のラベンダー畑を観光 - 15:00
「ファーム富田」を出発 - 15:30
「富良野チーズ工房」でアイスミルクを食べる - 16:30
「新富良野プリンスホテル」にチェックイン - 17:00
ホテル内の「ニングルテラス」でお土産散策 - 18:00
ホテル内のレストランでディナー
白金青い池・白ひげの滝
「白金(しろがね)青い池」は、地下水と美瑛川の水が混ざり合い、太陽光が当たって青色に美しく輝く池です。
夏には新緑の緑色とのコントラストを楽しめます。
白金青い池から車で5分ほどの場所にある「白ひげの滝」は、約30mの落差で勢いよく流れる白ひげのような見た目の滝です。
コバルトブルーの滝壺も美しく、橋の上はパワースポットとしても知られています。
ファーム富田
「ファーム富田」は、12種類の花畑が見どころの施設です。
7月上旬ごろから見頃となるラベンダー畑がとくに有名であり、夏限定で「ラベンダーイースト」というラベンダー畑も開園します。
また、園内にはドライフラワーやポプリの専門店、オリジナル商品を販売するショップなどもあり、お土産施設も充実しています。
富良野チーズ工房
「富良野チーズ工房」は、新鮮な富良野牛乳を原料に作られたチーズやバター、アイスミルクなどを提供しているお店です。
ランチの時間に行ってピザ工房のピザを食べたり、おやつの時間に行ってアイスミルクを食べたり、時間帯にあわせていろいろな楽しみ方ができます。
また、チーズやバターは手作り体験もできるので、その場で作ったできたての乳製品を楽しむのもおすすめですよ。
新富良野プリンスホテル
富良野チーズ工房から車で5分の場所に「新富良野プリンスホテル」があります。
富良野西岳のすそ野に広がるリゾートホテルで、温泉やレストランはもちろんのこと、ツリーアドベンチャーやセグウェイ体験などのアクティビティも用意されています。
ホテル内には「ニングルテラス」という小さな工芸村があり、ここでは富良野の自然をモチーフにした木彫りや革製品などを販売しています。
クラフト教室も開催されているので、旅の思い出に手作りしてみるのもおすすめです。
3日目のスケジュール
- 9:00
ホテルをチェックアウトして「富良野ロープウェー」へ - 10:00
富良野ロープウェーを出発 - 11:30
「あさひかわラーメン村」でランチ - 13:00
「旭山動物園」に到着 - 17:00
動物園を観光して「旭川空港」へ - 18:00
旭川空港から飛行機に乗って帰宅
富良野ロープウェー
「富良野ロープウェー」は新富良野プリンスホテルの敷地内にある全長2,330mの高速ロープウェーです。
山頂からは富良野盆地や大雪山連峰十勝岳を見渡すことができ、早朝で運が良ければ雲海を見るチャンスもあります。
あさひかわラーメン村
「あさひかわラーメン村」は、旭川の有名店が8軒集合したラーメンストリートです。
豚骨や鶏ガラなどの動物系のスープに、煮干しや昆布などの魚介系の出汁を加えた醤油味の「旭川ラーメン」を多種多様に味わえます。
ミニサイズのラーメンもあるため、数店舗まわって食べ比べするのも楽しいですよ。
旭山動物園
あさひかわラーメン村から車で15分ほどの場所に「旭山動物園」があります。
旭山動物園は、約110種類・650頭もの動物が飼育されている日本最北の動物園です。
動物の生態をリアルに観察できる「行動展示」という独自のアイデアが特徴で、アザラシの泳ぎを観察できる円柱型の水槽や、水に飛び込むホッキョクグマを見られる巨大プールが見どころです。
旭川空港まで車で20分ほどの距離なので、旅の締めくくりに観光する場所としてもおすすめですよ。
夏の北海道を楽しもう!
夏の北海道では、広大な自然を生かしたアクティビティや、夏ならではの景色を楽しめる場所がたくさんあります。
また、リゾートホテルであればホテルの敷地内にアクティビティ施設が完備されていることも多いため、移動を少なくしたい人はリゾート内で一日中過ごしてもいいでしょう。
夏の北海道は避暑地としても人気が高く、夏休みなどは航空券も高騰しやすいため、ぜひ格安航空券の比較サイトを活用してみてくださいね。