「東北地方」は、荒涼とした大地が広がり、美しい四季折々の風景が訪れる日本の秘境です。
本記事では、夏に訪れる東北の観光モデルコース2選と観光スポットをご紹介します。涼しい高原リゾートや夏だけのイベントなど、楽しみ方が満載です。
この記事を読んで、暑い夏を涼やかに楽しむ東北の魅力に触れてみてください。
【青森・秋田】きた東北の文化と夏祭りを満喫するモデルコース
青森と秋田は、東北地方を代表する魅力あふれる地域です。東北の中でも一番北に位置することから「きた東北」とも呼ばれています。
ねぷた祭り・なまはげといった伝統文化や、十二湖を代表する美しい自然を満喫する2泊3日のモデルコースをご紹介します。
このモデルコースはレンタカー利用を前提としているので、レンタカーの手配をお忘れなく!
1日目のスケジュール
- 10:00
青森空港に到着 - 10:30
三内丸山遺跡を観光 - 11:30
三内丸山遺跡を出発 - 12:30
津軽藩ねぷた村でランチ・観光 - 14:30
津軽藩ねぷた村を出発 - 14:45
弘前市りんご公園でピクニックとりんご収穫体験 - 16:30
弘前市りんご公園を出発 - 17:00
弘前市内のホテルにチェックイン
三内丸山遺跡(縄文時遊館)
「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」は、青森県にある日本最大規模の縄文遺跡です。2000年には国指定の特別史跡として登録されました。
観光としても魅力的な場所で、遺跡エリアでは15棟の竪穴住居が復元されており、縄文時代の集落の全体像や当時の人々の生活の様子がわかります。
また、展示や体験を通して縄文人の生活を学べたり、まが玉作りやミニ土偶作りといった体験メニューがあったりなど、子供から大人まで楽しめる施設です。
レストランでは栗・ホタテ・山菜・どんぐりなど、縄文時代の食材を使ったオリジナルメニューを楽しむことができるため、1日目の昼食をここで済ませるのもおすすめです。
津軽藩ねぷた村
「津軽藩ねぷた村」は、津軽の魅力を体験できる施設です。大型ねぷたやねぷた絵の展示、日本庭園での散策、津軽三味線の生演奏などを楽しめます。
金魚ねぷたの絵付けや津軽焼粘土細工、津軽天然藍染などさまざまな工芸体験も可能で、旅の思い出にもなるでしょう。
お食事処では津軽の郷土料理や、青森りんご味のソフトクリームも堪能できますよ。
2日目のスケジュール
- 9:00
ホテルをチェックアウトして出発 - 11:30
森の物産館キョロロに駐車して十二湖の森散策スタート - 16:00
森の物産館キョロロを出発 - 18:00
秋田県男鹿市内のホテルにチェックイン
十二湖の森
「十二湖の森」は、青森県の世界遺産白神山地の西側にある33湖の総称です。森の散策やトレッキングを楽しめます。
十二湖のうちのひとつ「青池」は、コバルトブルーに輝く神秘的な湖として有名です。青池を見るなら、太陽の位置が高く光が湖面に差し込む夏の時期が見頃ですよ。
33湖すべてを散策するには6時間ほどかかりますが、「十二湖セラピーロード」という整備された4つのコースが設定されています。
見たい場所や散策時間にあわせて選んでみてください。
3日目のスケジュール
- 9:00
ホテルをチェックアウトして出発 - 9:30
なまはげ館を観光 - 10:30
なまはげ館を出発 - 11:00
男鹿水族館GAOでランチ・観光 - 13:00
男鹿水族館GAOを出発 - 14:30
秋田竿燈まつりを散策 - 15:30
秋田竿燈まつりを出発 - 16:15
秋田空港から帰宅
なまはげ館
「なまはげ館」は、秋田県の男鹿市で有名な「なまはげ」の資料展示施設です。
100体を超えるなまはげ面を見ることができたり、なまはげなりきりセットの無料試着体験ができます。
また、なまはげ館の隣にある男鹿真山伝承館では、なまはげ習俗が体感できる学習講座を行っています。男鹿の伝統文化をとことん感じたいなら、こちらも利用してみるのがおすすめです。
秋田竿燈まつり
「秋田竿燈まつり」は東北三大祭りの1つであり、夏の風物詩です。
秋田県秋田市で毎年8月3日から6日に開催されており、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
昼は竿燈名人を決める技を競い合うイベントが行われ、夜に竿燈大通り一面に竿燈が並ぶイベントが行われます。
【山形・宮城】東北の歴史と夏の蔵王を楽しむモデルコース
山形・宮城は、自然に囲まれた土地であり歴史と自然が調和するエリアです。
仙台城や日本三景の松島で歴史に触れ、夏の蔵王で大自然を楽しむ2泊3日のモデルコースをご紹介します。
レンタカー利用を前提としていますので、車の準備をお忘れなく!
1日目のスケジュール
- 10:00
仙台空港に到着 - 11:00
仙台城で観光 - 12:00
仙台城を出発 - 12:30
仙台七夕まつりの屋台で食事・散策 - 14:00
仙台七夕まつりを出発 - 15:00
日本三景 松島を観光 - 17:00
松島の周辺ホテルへチェックイン
仙台七夕まつり
「仙台七夕まつり」は、東北三大祭りのうちのひとつで、毎年8月6日から8日に開催されています。
竹と和紙という自然素材による手作りの飾りが魅力であり、広瀬川付近では約1万6,000発の花火が打ち上げられます。
2日目のスケジュール
- 9:00
ホテルをチェックアウトして出発 - 10:30
山寺を散策 - 12:00
山寺を出発 - 14:00
御釜を散策 - 15:30
御釜を出発 - 17:30
蔵王ロープウェイ周辺のホテルにチェックイン
御釜
「御釜(おかま)」とは、蔵王連峰の中央部に位置する火口湖です。
見た目が水を入れた釜のような形をしていることからこの名前が付けられています。
太陽の当たり方によってコバルトブルーやエメラルドのような色に変化し、神秘的な雰囲気が特徴の湖です。
3日目のスケジュール
- 9:00
ホテルをチェックアウトして出発 - 9:15
蔵王ロープウェイに乗車 - 9:30
蔵王トレッキング・蔵王テラスで観光 - 12:00
蔵王を出発 - 12:30
かみのやま温泉でランチ・観光 - 15:30
かみのやま温泉を出発 - 16:30
山形空港から帰宅
蔵王ロープウェイ
スキー場で有名な蔵王ですが、夏も魅力的な観光地です。
蔵王ロープウェイで山頂まで行くと、蔵王自然植物園やいろは沼などを周遊するトレッキングコースが広がっています。
途中にある蔵王テラスやハンモックでのんびりするのもおすすめですよ。
夏の東北で文化・歴史・自然を満喫しよう!
東北は冬のイメージが強い場所ですが、自然が魅力的で夏こそ訪れると魅力を再発見できます。
東北三大祭りや有名な花火大会も夏に開催されているため、夏休みを使って東北旅行をすると、きっと素敵な思い出ができますよ。
夏休みの航空券は金額が高いため、できるだけ安いチケットを予約するのが旅費の鉄則です。
ぜひ、航空券比較サイトの「GALAXY Travel」を利用して格安航空券をゲットしてみてくださいね。