国内線の飛行機料金は、3歳〜11歳だと大人料金の約50%が発生します。
無料で乗れる2歳以下の頃と比べると、どうしても交通費がかさんでしまうため、親御さんの中には「うちの子小さいし、まだ2歳ってことでいけるかも?」なんて考えてしまう方もいるかもしれませんね。
そこで、今回は飛行機で3歳を2歳と偽っているのがばれたらどうなるのか?という疑問を徹底調査!
搭乗拒否される場合もあるのかなど、年齢を誤魔化すリスクについても解説します。
飛行機で3歳だとばれる可能性はある?
結論から言うと、3歳の子供の年齢を2歳と偽った場合、バレるときはバレます。
具体的にどんな状況でばれるのかと言うと、以下のようなケースが多いです。
子どもが本当の年齢を話してしまう
3歳ともなるとお喋りがしっかりできる子が多いため、職員や他の乗客の前で「3歳だよ!」と話してしまうケースがあります。
実際に、搭乗員が子どもに直接「何歳ですか?」と尋ねることもあり、その場で素直に答えることで身分証の提示を求められることも珍しくありません。
また、他の乗客が会話を聞いてスタッフに報告することもあり、飛行機に乗った後も不安は続きます。
こうしたリスクを避けるためにも、正しい年齢を申告することが重要です。
搭乗口での声掛け
搭乗口で飛行機に乗り込む際にも、年齢が発覚するリスクがあります。
搭乗ゲートでは、航空会社のスタッフが乗客を「大人」「子ども(3歳〜11歳)」「幼児(2歳以下)」に分けて人数を確認しています。
このとき、子どもの見た目や行動が一般的な2歳の基準と合わない場合、身分証などの提示による年齢の確認を求められる可能性も。
特に、JALやANAなどの大手航空会社では安全性と規則の順守が重視されているため、子どもの年齢に少しでも疑念を持たれると、対応が厳しくなる傾向が強いです。
そのため、年齢詐称が発覚すると、正規の運賃を追加で支払う必要が生じるだけでなく、場合によっては搭乗を拒否される可能性もあります。
以上のことから、3歳の子どもを2歳と偽ることは多くのリスクを伴うため、あらかじめその点を十分に理解しておくことが大切です。
荷物の預け入れや搭乗手続き
航空会社によっては、搭乗手続きや荷物を預ける際に口頭での年齢確認を行うことがあります。
その際、子どもが「3歳です!」と答えてしまうと疑惑をはらすために年齢確認に応じる必要性も。
また、国際線の場合はパスポートの情報とチケットの年齢が一致していないと即座に年齢詐称がバレるので誤魔化しは通用しません。
3歳を2歳と偽るリスクは?
飛行機で3歳の子どもを2歳として申告することは、航空会社の規定違反に該当する可能性があります。
ですから、本当は3歳だとばれた場合には、以下のようなリスクがあることを理解しておきましょう。
正規料金の請求
国内線では、2歳以下の子どもは親の膝に乗る場合に限り無料で搭乗できますが、3歳以上の子どもは原則座席が必要です。
そのため、3歳を2歳と偽っていることがバレたら当然無料では乗れないため、追加料金の支払いが必要になります。
価格は大人の飛行料金の約50%で、もし払えない場合は搭乗できないので旅行自体をキャンセルせざるを得ないことに注意しましょう。
予約便に乗れなくなる可能性
3歳を2歳と偽っていたことがバレると、正規運賃を支払うための手続きが必要になります。
手続きには時間がかかるため、搭乗間際にばれた場合は予約便に乗れない可能性も。
そうなると旅程が大幅に狂ってしまいますし、年齢を誤魔化すのはリスクが高いと言えるでしょう。
3歳を膝の上に座らせるのは可能?
3歳の子どもは原則ひとりで座席に座ってベルトを着用する必要があり、膝の上に座らせてのフライトは不可です。
これは法律で義務化されているため、できない場合は搭乗拒否されてしまう可能性も。
もし子どもがひとりで座るのが難しそうであれば旅行を見送るか、飛行機を使わない移動方法を検討しましょう。
お得に航空券を取得する方法
節約しながら航空券を取得するには、いくつかのポイントがあります。
以下で具体的な方法を解説するので、次の家族旅行の参考にしてください。
早めの予約を心がける
多くの航空会社では、搭乗日よりも早く予約することで「早割」運賃が適用され、通常料金よりも安く航空券を購入できます。
例えば、ANAの「ANA SUPER VALUE」では、最大で85%の割引が適用される場合があり、お得に家族旅行できるチャンスです。
具体的な割引率は、予約時期や路線、座席の空き状況によって異なります。
一般的に、搭乗日の75日前や55日前など、早めに予約するほど割引率が高くなる傾向があるので、旅行の計画を立てたら早めに予約するのがおすすめです。
比較サイトを活用する
Skyscannerやエクスペディアなどの比較サイトを活用すれば、路線や日程ごとの最安値を簡単に確認できます。
例えば、Skyscannerでは「カレンダー/チャート表示」機能を使用して、直近1年間の月ごとの最安値を一度に把握可能です。
また、エクスペディアでは、特定の航空会社のセール情報を活用して直前割引や往復割引を見つけられます。
自分であれこれ探し出して比較する必要がないため、効率的に安い航空券を手に入れられるのがメリットです。
LCC(格安航空会社)の利用
飛行機代を安く済ませたいなら、LCC(格安航空会社)を利用するのもおすすめです。
LCCは、ANAやJALLなどの大手航空会社に比べて基本運賃が安く抑えられています。
そのぶん大手と比べると機内サービスが簡易的で座席スペースもやや狭めな傾向がありますが、追加料金を払えば荷物の預け入れや座席指定も可能です。
大手ほど手厚いサービスがなくてもいい!という方であれば、3歳以上の子ども連れでも格安料金で搭乗できます。
ホテルとのセット購入を検討
ホテルと国内航空券がセット販売されているものを選ぶと、単品での購入よりも料金が割安になります。
航空券とホテルの組み合わせを自由に選べるサービスもあるので、検討してみるといいでしょう。
往復チケットの購入
片道を行き帰りで取るよりも、往復チケットを購入するほうが料金が割安になる場合があります。
ただし、割引が適用される条件や割引率は、航空会社や路線によって異なるので事前にチェックが必要です。
まとめ
飛行機で子どもの年齢を偽る行為は、大きなリスクとトラブルを引き起こす可能性があります。
せっかくの家族旅行に行けなくなる可能性もあるため、飛行機に乗るときはルールを守って人数分の座席を確保しましょう。
節約をしたい場合は早割を活用したり、往復チケットを買うことで飛行機料金を抑えやすくなります。
Skyscannerやエクスペディアを使えば簡単に再安値を比較検討できるので、しっかり活用してくださいね。