現代の生活は、常にデジタル機器に囲まれています。
「SNS疲れ」「スマホ依存」などが問題視される中で、たまにはスマホを手放して生活したいと感じたときは、デジタルデトックスの一人旅がおすすめです。
本記事では、デジタルデトックスを一人でやるときの注意点や、緊急時の対処法、やり方について解説します。
デジタルデトックスを一人旅で行うメリット
デジタルデトックスを一人旅で行うことで得られる、主なメリットは以下の通り。
同行者に気を遣ったり、スマホの通知に煩わしい思いをしないため、心身ともにリフレッシュしやすいです。
旅に集中できる
一人旅でデジタルデトックスをすると、スマホに気を取られることなく旅先の景色や文化に目を向ける時間が増えます。
スマホを持っていると、ついつい観光地で写真撮影に没頭してしまいがちですが、その場の風景や音、香りを五感で楽しむとまた違う魅力に気づけるかもしれません。
また、スマホがないからこそ地元の人々とのコミュニケーションに集中したり、日頃は見落としてしまいがちな発見が増える可能性も。
スマホに頼らない旅では、地図を手にして歩き回ることで、旅そのものの楽しさを再発見するきっかけとなります。
リラックスできる
デジタル機器から離れることで、心身ともにリラックスできる環境が生まれるのも、デジタルデトックス旅行の魅力です。
常に届く通知やメールから解放されることで「はやく返信しなきゃ」「最新情報チェックをしないと」といった焦りがなくなり、時間に縛られない生活を送れます。
夜はデジタル機器のブルーライトを避けることで睡眠の質が向上し、翌日さらに充実した旅を楽しめるでしょう。
自分と向き合う時間を作れる
一人旅でスマホやSNSを手放すデジタルデトックスを行うと、外部の情報に影響されることなく、自分の思考だけに集中できます。
例えば、日記を書く、自然の中で考えを巡らせる、あるいは何もしない贅沢な時間を楽しむなど、普段はできない心の整理が可能です。
また、自分の内面と向き合うことで、これからの目標や大切にしたい価値観に気づくきっかけにもなり、成長できるかもしれません。
デジタルデトックス一人旅のやり方
ここでは、一人旅でデジタルデトックスを実践する際の具体的なやり方を紹介します。
紙の地図やガイドブックを準備
せっかくデジタルデトックスをするなら、スマホのマップに頼るのは避けましょう。
スマホの代わりに、紙の地図やガイドブックを用意すれば、道に迷う心配を軽減しつつ、近隣の観光地情報も調べられます。
とはいえ、一人旅では何かと不安もつきものなので、緊急連絡用にガラケーやレンタルの衛星電話を活用するのもおすすめです。
デジタルデトックスに適した宿泊先を選ぶ
デジタルデトックスをするなら、自然に囲まれた宿泊施設や、デジタルデトックスをテーマにしたお寺ステイなどを利用しましょう。
また、期間限定でデジタルデトックスをしたい方向けのプランを提供しているホテルなどもあるので、自分ひとりで達成できる自信がない人は活用してみるもの手段のひとつです。
緊急時の対処法を考えておく
デジタルデトックス中でも、緊急時の備えは欠かせません。
特に日本は地震大国でもあり、いつ・どこで巻き込まれるかわからないので、いざというときの対策は必須と言えるでしょう。
また、旅先で思わぬ事故に巻き込まれたり、迷子になったりする可能性もあるため、やはり緊急時の備えは大切です。
いざというとき、どこに避難したらいいか?などの情報も事前に調べておいてくださいね。
一人旅でデジタルデトックスする注意点!失敗を防ぐには
デジタルデトックスを成功させるためには、以下の点に注意しましょう。
しっかり事前準備する
デジタルデトックス中は、スマホで旅先の情報を調べることはできません。
旅先で「スマホがあれば…」とならないためにも、事前に旅先の情報を調べておきましょう。
紙媒体で持ち歩けるメモや、ガイドを活用するとスマホなしでも旅を楽しめます。
無理をしすぎない
いきなり完全なデジタル断絶を目指すのではなく、少しずつ利用時間を減らす練習をしておくのも、一人旅でのデジタルデトックスを成功させるコツです。
また、初めてのデジタルデトックス旅では、1泊2日や日帰り旅行など短期間から始めるようにしましょう。
一人旅でのデジタルデトックスにおすすめな場所
ここでは、関東・関西エリアにわけて、デジタルデトックス一人旅におすすめの宿を紹介します。
関西エリアの宿
関西エリアでデジタルデトックスにおすすめなのは、以下の宿です。
どちらの宿も、身も心も癒せる設備が整っているため、スマホがなくてもあっという間に時間が過ぎること間違いなしです。
ホテルモントレ ル・フレール大阪
ホテルモントレ ル・フレール大阪は都会の中の隠れ家のようなホテルで、落ち着きのあるホテルステイが満喫できます。
宿泊者限定でサウナ付温浴施設も利用できるので、デジタルデトックスついでに身も心もデトックスしてはいかがでしょうか。
観光地までのアクセスも良好なので、スマホがなくても安心して出かけられるのも魅力です。
住所 | 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目12番8号 |
アクセス | JR「大阪」駅「中央南口」から徒歩約10分 JR東西線「北新地」駅「東改札」から「11-43」出口より徒歩約1分 大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅 「南改札」から徒歩約10分 大阪メトロ四つ橋線「西梅田」駅「南改札」から「7B」出口より徒歩約10分 大阪メトロ谷町線「東梅田」駅「南改札」から「8」出口より徒歩約10分 阪神電車「大阪梅田」駅「百貨店口改札」から徒歩約10分 阪急電車「大阪梅田」駅「2階中央改札」からJR「大阪」駅を抜けて、徒歩約15分 |
電話番号 | 06-6346-7111 |
宿泊料金目安 | 13,000円〜 |
公式サイト | https://www.hotelmonterey.co.jp/lefrere_osaka/ |
有馬温泉 spa terrace 紫翠
有馬温泉 spa terrace 紫翠は、ジャパニーズ・モダンな和洋室が魅力の宿。
さらに、宿では有馬温泉の中でもあまりない、自家泉源から湧き出す金泉・銀泉を堪能できるため身体の疲れも存分に癒せます。
12歳未満の子供は入館できない決まりなので、静かに自分と向き合う時間を確保したい人向けです。
住所 | 兵庫県神戸市北区有馬町1656-1 |
アクセス | 各線有馬口駅下車。有馬町内無料送迎あり※到着後電話連絡 |
電話番号 | 078-904-0622(代) |
宿泊料金目安 | 36,000円〜 |
公式サイト | https://arima-shisui.com/ |
関東エリアの宿
一人旅でデジタルデトックスするのにおすすめな、関東エリアの宿は以下の通り。
湯河原リトリート ご縁の杜 - Goen no Mori
「湯河原リトリート ご縁の杜」は、温泉とともに心身をリセットできる、デジタルデトックスでの一人旅にぴったりな癒しの宿。
宿には瞑想やヨガ、マッサージといったプログラムが豊富に用意されており、日常の喧騒から離れて静かなひとときを過ごせます。
館内には読書やリラックスが楽しめるスペースや、自然光が差し込む開放的なラウンジもあり、一人旅でも心地よく過ごせる工夫が満載です。
住所 | 神奈川県足柄下郡湯河原町土肥5-4-6 |
アクセス | 東海道線JR湯河原駅から徒歩5分 |
電話番号 | 0465-64-0150 |
宿泊料金目安 | 16,000円〜 |
公式サイト | http://goennomori.jp/ |
草津温泉 Hotel KURBIO
「クルビオ」は、都会の喧騒から離れ、心身をリフレッシュできるデジタルデトックスに最適な宿です。
豊かな自然に囲まれた環境でスマホを手放し、自分だけの時間を楽しむことができます。
ホテルではオーガニックフードを中心とした健康的な食事が提供され、体の内側からもリフレッシュが可能。
スパやサウナ、マッサージといったリラクゼーションプログラムで心の疲れも癒やしてくれます。
館内には静かにくつろげるスペースが充実しており、一人での滞在でも居心地の良い時間を過ごせるよう配慮されているため、日常から距離を置き、自分と向き合う時間を持ちたい方におすすめです。
住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津226-63 |
アクセス | JR長野原草津口駅からバスで草津温泉バスターミナルまで。そこからは送迎あり。 |
電話番号 | 0120-89-0932 |
宿泊料金目安 | 40,000円〜 |
公式サイト | https://www.kurbio.com/ |
まとめ
デジタルデトックスを一人旅で実践するには、事前準備と計画が大切です。
失敗しないためには、いきなり長期間のデジタル断ちをしようとせず、最初は一泊二日程度にするなどの工夫を取り入れましょう。
また、いざという時に備えて家族などに旅の計画を共有したり、紙の地図やガイド情報、緊急連絡手段を用意しておくとスマホが使えなくても安心できます。