東国三社巡りは、茨城県と千葉県に位置する「鹿島神宮」「香取神宮」「息栖神社」の三社を参拝する旅で、関東屈指のパワースポット巡りとして人気があります。
「鹿島神宮」と「香取神宮」の要石は新海誠監督の映画「すずめの戸締り」のモデルにもなっており、その注目度はさらに上昇中です。
本記事では、東国三社巡りを初めてする方向けにおすすめのルートを徹底解説。
巡る順番があるのか等の疑問にもお答えします。

東国三社巡りは車がおすすめ
東国三社巡りでは、公共交通機関でのアクセスが難しい場所もあります。
ですから、東国三社巡りに行くときは車での移動が最もおすすめです。
遠方から訪れる場合は、レンタカーの利用も検討しましょう。
東国三社巡りの所要時間
東国三社巡りにかかる時間は、車での移動を前提とすると、各神社での参拝時間や休憩時間を含めて約5~6時間が目安です。
例えば、鹿島神宮から香取神宮までは約20km、車で約30分の距離があります。
全行程をゆったり楽しむためには、半日から一日を確保すると良いでしょう。
東国三社巡りの順番・ルートは?
特に決まった順番はありませんが、効率的なルートは以下の通りです。
もちろん、他の神社からスタートしても構いませんが、行ったり来たりを防ぐルートとしては上記が最適でしょう。
鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)
東国三社巡りの順番にルールはありませんが、鹿島神社は「すべての始まりの地」とされた場所です。
「鹿島立ち」という言葉もあることから、旅の出発点として最適とも言われています。
すずめの戸締りでモデルになった香取神宮の要石と対になる要石があるので、時間のある方はぜひ見に行くといいでしょう。
息栖神社(茨城県神栖市)
息栖神社は、鹿島神宮から車で約15分の距離にあり、次の目的地として適しています。
境内にある招霊(オガタマ)の木は精霊が宿るとされ、幸運をもたらすと伝えられているスポットです。
香取神宮(千葉県香取市)
息栖神社から車で約30分の位置にあります。
鹿島神宮の要石と対になる要石が存在する場所でもあり、旅の締めくくりとして参拝すると良いでしょう。
東国三社巡りにルールはある?
東国三社巡りには決められた順番や厳格なルールはないため、各神社を自由な順序で参拝して問題ありません。
ただ、効率を求めるなら鹿島神宮→ 息栖神社→香取神宮の順で巡るとスムーズに移動でき、時間の節約になります。
また、各神社で授与される御朱印やお守りも異なるため、参拝の記念として集めるのも楽しいです。
東国三社守を手に入れるには?
東国三社巡りでは、東国三社をすべて参拝した人のみが持てる「東国三社守」というお守りがあります。
最初に参拝した神社で「大願成就」と書かれた三角柱のお守り(本体)を頂き、各神社で御神紋シールを集めて完成させる形式です。
東国三社守御本体は1,000円で、各神社でもらえる御神紋シールはそれぞれ500円ずつで頂けます。
本体はどの神社でも頂くことが可能で、頂いた神社の御神紋シールはすでに貼られた状態です。
記念品として人気がありますので、興味があれば各神社で尋ねてみてくださいね。
東国三社巡りで拝受できる御朱印は全7種
東国三社をすべて巡ると、合計で7種類の御朱印を集めることができます。
各神社で頂ける御朱印は、以下の通りです。
各神社の御朱印受付時間や場所は異なる場合があります。
訪問前に公式サイトや現地の案内を確認し、計画的に参拝しましょう。
まとめ
東国三社巡りの順番にルールはありませんが、効率を求めるなら鹿島神宮→息栖神社→香取神社の順がおすすめです。
御朱印は全部で7種類あり、三社をすべて巡った人は「東国三社守」というお守りを持つことができます。
特別感があるので、東国三社巡りの記念に御神紋シールも集めてみてはいかがでしょうか。