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飛行機の座席はどこがいい?揺れにくい席など特徴やおすすめを9つに分けて解説!

航空券を購入するとき、搭乗便はもちろんのこと、ほぼ同時に飛行機の座席も指定(確保)しておくのが通常です。

その際に「飛行機に乗るならどこがいい?」「飛行機はどこに座ると快適に過ごせるんだろう?」「酔いやすいので飛行機も揺れにくい席がいいな」「機内で避けたほうがいい座席ってあるのかな?」「飛行機座席おすすめは?」と座席選びに迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、「飛行機の座席とその特徴」と「出張・家族旅行・帰省別のおすすめ座席」のほか、「飛行機の酔い止め対策」についてもご紹介していきます!

まずは、それぞれの座席のメリット・デメリットから解説していきますので、これから航空券を購入・座席を予約する方はぜひ!座席選びの参考にしてみてくださいね。

 乗るならどこがいい?飛行機の座席それぞれのメリット・デメリットを解説!

本章ではまず、飛行機の座席を以下9種類に分けて、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

飛行機の座席9種類

  • 窓側の座席
  • 通路側の座席
  • 3人席中央の座席
  • 前方の座席
  • 後方の座席
  • トイレ近くの座席
  • 非常口ドア近くの座席
  • バルクヘッド席
  • 最も揺れにくい席

飛行機座席どこがいい?窓側席・通路側席のメリット・デメリットを比較

席の場所メリットデメリット
窓側の座席優先搭乗できやすい
・窓から空や街、滑走路の景色を見れる
・可能なときは雲の上の写真も撮れる
・壁に寄りかかって眠れる
・座ったあとはなんとなく安心感を得られる
・眠っていても途中で起こされることは基本ない
・通路の人通りが気にならない
・パソコン作業に没頭できる
・出発時、通路側に先客がいると座りにくい
・トイレに行きにくい
・席を立つときに声かけ・会釈しなければならない
・通路側の乗客が眠っていると席を立ちにくい
・CAと会話がしにくい(通路側の人に遠慮しがち)
・ドリンクを受け取りにくい
・収納棚から荷物を取り出しづらい
・到着後も早く降りにくい
通路側の座席・出発時、席につきやすい
・トイレに行きやすい
・席を立つときに気を遣わずに済む
・窓側よりも開放感がある
・空間を広く使える感覚がある
・CAを呼んだり声をかけたりしやすい
・ドリンクを受け取りやすい
・収納棚から荷物を取り出しやすい
・到着後は早く降りれる
・景色を楽しむことはできない
・起きていると通路を歩くCAや他の乗客と目が合いやすい
・通路を歩く他の乗客が当たってくる場合がある
・眠りに入っても声をかけられ起こされやすい
・窓側の乗客が席を立つ際は自分も立たなければならない(2回)

飛行機に乗るならどこがいいか、窓側か通路側かで悩むときは、

・景色を見たいか見たくないか
・尿が近いか近くないか
・人が通るのが気になるかならないか
・搭乗中はずっと眠っていたいか起きていても平気か
・他の乗客に気を遣うのが苦になるかならないか

について、熟考することが求められます。

窓側の座席の最大のメリットは、外の景色を見れることです。人通りはなく壁に寄りかかったり寝返りを打ってゆっくりと眠ることができるのが魅力です。ただしトイレには行きづらく、収納棚にしまった荷物は、なかなか自由に取り出せないのがデメリットです。

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通路側の座席の最大のメリットは、トイレに行きやすいことです。またCAを呼びやすく、頼みごとをしやすいです。また、通路も自席のスペースであるかのように感じることができ、開放感があります。デメリットとしては、窓側の乗客が席を立つ際は、眠っていても起こされる可能性が大で、窓から景色を楽しむこともできません。

飛行機座席どこがいい?3人席中央のメリット・デメリット

席の場所メリットデメリット
3人席中央の座席・家族や友人と一緒に3人で並んで座る場合はベストポジション
・夫、子、妻の順でお子さんを真ん中に座らせれば、他の乗客の迷惑になりにくい
・景色に興味がない場合は〇
・通路の人通りを気にせずに済む
・トイレに行きづらい
・席を立つときに隣の人に声かけ・会釈しなければならない
・収納棚から荷物を取り出しづらい
・両隣が体格がよい方だと狭く感じる
・異性に囲まれてしまうおそれもあり
・ひじ掛けを使いにくい
・景色を見られない
・壁に寄りかかって眠れない
単身でのフライトではメリットなし

3人席中央は、家族や友人3人と一緒に旅行に出かける際には、予約必須の席であり、大きな威力を発揮します。3人で座る場合、真ん中に陣取ると会話の主導権を握りやすいですし、小さいお子さんを座らせて大人が両隣りに座れば、おとなしくさせることができ、他の乗客の迷惑になりにくいというメリットもあります。

ただし単身で旅行、出張に行く場合のフライトでは避けるべき席であり、急遽決まったなどやむを得ない事情で前日や当日の予約を余儀なくされたとき以外は、他の便や日程変更も検討したいところです。

男女問わず、両隣が異性だと気まずく感じますし、体格のよい方が座ると狭くなるうえに、ひじ掛けも使えなくなるなど、快適なフライトではなくなります。

飛行機座席どこがいい?前方席・後方席のメリット・デメリットを比較

席の場所メリットデメリット
前方の座席・入口からの移動距離が少ない
・出入口が近いため早く乗り降りできる
・後方を見ることはなく人の多さを感じない
・エンジン音を感じにくい
・料金が高い傾向がある
・出発前、搭乗してくる後方の乗客と目が合いやすい
・後方の乗客が座り終えるまで落ち着かない
後方の座席・料金が安い傾向がある
・複数人でもまとまって予約がとれやすい
優先搭乗の次に案内されやすい
・通路で前方の先客が座るまで立ち往生となりやすい
・前方に座っている人の多さが目につきストレスを感じやすい
・離陸時、G(重力)を感じきつくなる場合も
・エンジン音がうるさく感じる
・大きな揺れを感じることがある
・入口からかなり歩くことになる
・出入口が遠く降りるのに時間がかかる

飛行機に乗るならどこがいいか、前方か後方かで座席選びを悩んでしまう場合は、

・エンジン音
・移動距離

などを理由に、前方の座席を選ぶほうが無難ではあります。ただし「移動費を極力安く済ませ、ホテルのグレードを上げたい」といった理由なら後方の座席もアリです。

前方の座席の最大のメリットは、出入口が近いため早く乗り降りできることです。また、エンジンは基本、後方に位置することが多く、前方の座席では比較的、エンジン音は気になりにくいです。

このように後方の座席よりも、前方の座席のほうが明らかに快適に過ごせるため、料金が高くなる傾向があります。

エンジン音がうるさい、前方の乗客から次々と降りていくことになるため、自分が降りられる順番が来るまで相当の時間がかかるというデメリットがあり、後方の座席は直前でも埋まっていないことが多いため、家族や友人グループでの旅行など大人数でまとまった席を確保できやすいのが特徴です。

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ただし、家族に足腰が弱い方がいる場合は、移動距離を少なくできる前方の席を確保してあげることが理想です。

飛行機座席どこがいい?トイレや非常口に近い座席は?

トイレに近い座席

トイレに近い座席は、日頃から頻繁にトイレに行く方や、足腰が弱く極力、移動を少なめにしたい方にはマストでしょう。

ただし、トイレ付近は待ちの行列ができやすく、頻繁に人が行き交うことになるため、見るだけでも煩わしく感じたり、横を誰かが通るたびにストレスだなと感じたりするかもしれません。

非常口ドア近くにある座席

また、非常口ドア近くにある座席は、非常時に脱出するための装備(緊急脱出スライド)があるため、足を伸ばして座れるくらい、通常の座席よりも、スペースを広く設けています

「飛行機の座席が狭くて、いつも不満を感じている」「足を伸ばして快適に空の旅を楽しみたい」「窓側に座りたい!でもトイレにも誰に気兼ねすることなく行きたい」そんな方にも非常口ドアに近い座席は最適でしょう。

ただし、非常口に近い席を確保するためには、実は制約があり、一定の条件(下記)が示されています。これらを満たす方しか座ることができませんので、注意が必要です。

1.満15歳以上の方(15歳未満の方はご指定いただけません)
2.ご搭乗に際して付き添いの方や係員のお手伝いを必要としない方
3.航空機ドアの開閉など、緊急脱出の援助を実施することができる方
4.脱出手順の案内および乗務員の指示を理解し、他のお客さまへ口頭で伝えられる方
5.緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない方*
6.緊急脱出の援助を実施することに同意する方

引用:JAPAN AIRLINES 非常口座席を事前予約されるお客さまへのお願い

飛行機座席どこがいい?バルクヘッド席とは?

画像のように飛行機座席の最前列の前面は壁になっていて、壁で区切られた最前列の席は、バルクヘッド席と呼ばれています。

設計上、通常の座席よりも間隔が広くとられているため、足を伸ばして座ることができ、しかも非常口ドア近くの座席のように条件・制約がないため、ゆっくりと座りたい方には人気の席といえます。

人気があるゆえに、料金は高くなる傾向にあります。

また、壁にバシネットを取り付けて、赤ちゃんを寝かせるパパ・ママが利用するケースが少なくありませんので、赤ちゃんがぐずったり、泣いたりするのは正直、勘弁してほしいとお思いの方は、バルクヘッド席付近は避けるようにしましょう。

飛行機座席おすすめ 最も揺れにくい席

どのような物体にも、重心が存在し、重心に近ければ近いほど安定して、揺れにくいことがわかっています。

飛行機の場合は、主翼付近が重心にあたり、窓から主翼が確認できるエリアの座席が最も揺れにくいです。

経験上、飛行機で酔うとわかっている方は、主翼付近の座席を予約指定しましょう。

飛行機の酔い止め対策

飲み慣れている酔い止め市販薬があれば、使用上の注意、用法を守り、服用します。

また、適切に食事を摂り(食べすぎない、飲みすぎない、空腹状態にしない)、睡眠を十分にとって、体調を整えるように努めます。

搭乗中、字の小さい文庫本を読んだり、スマートフォンを見すぎたりするのも、やめましょう。

飛行機乗るならどこがいい?出張・家族旅行・帰省別のおすすめ座席

ここからは「出張で飛行機を利用するビジネスマン」「小さいお子さん連れのパパ・ママ」「赤ちゃん連れのパパ・ママ」に分けて、おすすめの座席をご紹介していきます。

飛行機で出張 ビジネスマンにおすすめしたい座席

出張旅行などビジネスで飛行機に乗る方は、前方または最も揺れにくい主翼付近の座席がおすすめです。

飛行機の前方の座席であれば素早く乗り降りでき、多忙なスケジュールに支障をきたしません。また、主翼付近の座席なら、先述のとおり揺れにくいため、機内でパソコンを開き、作業をする際も快適です。

通路側を予約する場合、シートベルト着用サインが消えている間なら、必要な書類などを収納棚にある荷物から取り出すことも可能ですが、窓側の乗客がトイレなどに立つときは、2回席を立たなければなりません。

窓側は飛行機の設計上、頭上が低いため狭く感じがちですが、終始パソコン作業に没頭することができ、誰からもジャマされることがありません。

機内のパソコン操作は可能

パソコンはフライト中も操作可能ですが、電波を発しない状態(機内モードなど)に設定しておく必要があります。機内Wi-Fiサービスを利用すればインターネットにも接続できますが、電子機器の電源を切るように案内があれば、指示に従うようにしましょう。

小さいお子さん連れで家族旅行 パパ・ママにおすすめしたい座席

家族旅行で、膝の上ではなく座席につくことができる小さなお子さんを帯同するなら、2人席の場合はパパ・ママどちらが通路側の席に座り、お子さんを窓側の席に座らせるのがベストです!

また、前述しましたが、3人席なら、お子さんを中央に座らせるといいです。

通路側であれば、お子さんについて何か頼みたいことができたときにCAを呼びやすく、お子さんが勝手に立って通路を走り回るといった事態を防げ、他の乗客に迷惑をかけずに済みます。

パパ・ママはお子さんのチャイルドシートの持ち込みやレンタルの手配をお忘れなく!

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赤ちゃん連れで帰省 パパ・ママにおすすめしたい座席

帰省などで赤ちゃんと一緒に飛行機の座席を予約する場合は、バシネット(簡易ベビーベッド)指定席を探すようにしてください。

バシネットは、前述したバルクヘッド席に取り付けてもらえるはずですよ。

バルクヘッド席は人気席といえますので、早め早めのお問い合わせ・予約をおすすめします。

メリットとデメリットを押さえて過ごしやすい座席を予約しよう!

機内の過ごし方とおすすめの座席を整理すると、以下の通りです。

機内の過ごし方おすすめの座席
ゆっくり景色を楽しみたい窓側の座席
足腰が弱いため移動少なめにしたい通路側の座席、前方の座席、バルクヘッド席(前方最前列)
尿が近いので万全を期したい通路側の座席、トイレ近くの座席
早く飛行機を降りて時間を有効活用したい前方の座席、通路側の座席
パソコン作業に没頭したい窓側の座席、主翼付近の座席
できるかぎり静かに過ごしたい前方の座席
個室のような空間で過ごしたいバルクヘッド席
グループでまとまって座りたい後方の座席
ゆとりのある座席を利用したい非常口ドア近くの座席(制約あり)、バルクヘッド席
なるべく揺れにくい席に座りたい主翼付近の座席

飛行機の座席は、窓側、通路側、3人席中央、前方、後方、トイレ近くの座席、非常口ドア近くの座席、バルクヘッド席、主翼付近の座席の9つがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。

ご自身がどこの座席に座るのが好みか、また機内ではどのような過ごし方をしたいのかを考慮し、それぞれのメリット・デメリットを比較衡量して、納得のいく座席を指定されることをおすすめします。

これから飛行機を予約する方は、ぜひ航空券比較サイトの「GALAXY Travel」をご活用ください。

格安航空券を探しやすく、即日予約ができますので、急ぎで希望の座席を予約したい方にもおすすめですよ。

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