ヨーロッパを旅行するなら、地続きなので複数の国を訪れてみたいですよね。
しかし「どの国に行くべきか」「どんな交通手段を使うべきか」で、迷ってしまう方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は「ヨーロッパ周遊10日間モデルコース」をご紹介します!
筆者の経験を踏まえて、おすすめの観光地や交通手段まで徹底的に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ヨーロッパ周遊の基本情報
ヨーロッパ周遊を成功させる第一歩は、「何日あれば現実的に複数国を巡れるか?」という旅の設計図を描くことから始まります。
一見コンパクトに見えるヨーロッパですが、国ごとの文化や移動距離を考慮せずに詰め込みすぎると、ただの移動ラッシュになってしまい、想像より楽しくなかった……となる危険も。
特に海外旅行では、シェンゲン協定による入国条件やビザ不要の滞在期間など、ヨーロッパならではのルールを理解しておくことが大切です。
「何カ国回れるか」よりも、「どれだけ深く楽しめるか」を意識して、余裕のあるプランニングを心がけましょう。
ヨーロッパ周遊には何日必要?目安を解説
結論から言うと、ヨーロッパを2〜3ヵ国しっかり楽しむなら、最低でも5泊7日〜6泊8日が目安です。
ヨーロッパは隣国同士の距離が近く、電車やバスで気軽に国境を越えられるのが魅力。
日本でいえば「県をまたぐ」ような感覚で国を移動できますが、気軽に移動できるからといって詰め込みすぎると、移動ばかりで観光の時間が減ってしまうという落とし穴も。
旅行日数ごとの訪問可能な国数の目安は以下のとおりです。
ただし、都市間の距離や移動手段、訪れたい都市の数によって調整が必要です。
1ヵ国内で複数都市を巡るなら、訪問できる国数は抑えたほうが無理がありません。
大切なのは、「どれだけ多く回れたか」よりも「どれだけ満足できたか」

まずは訪問国同士の距離や移動時間を把握して、時間に余裕を持ったヨーロッパ周遊プランを立てましょう。
ヨーロッパ旅行はいくらする?日数ごとの費用目安
ヨーロッパ周遊の予算は、「旅の長さ」だけでなく、「どこをどう回るか」で大きく変動します。
たとえば、スイスや北欧のような高物価エリアを選ぶか、東欧をメインに組むかだけでも、数万円〜数十万円単位の差が生まれるんです。
以下は個人で航空券・ホテル・交通などを手配した場合の目安です(1名あたり/エコノミークラス利用・1泊2名でホテル宿泊の場合)
周遊日数 | 航空券 | 宿泊費 | 食費 | 移動費 | 観光費 | 旅行保険・ 雑費など | 合計の目安 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
7日間(5泊7日) | 20万円 | 7.5万円 | 5万円 | 約2.5万円(2都市) | 2.5万円 | 約2万円 | 約40万円〜 |
10日間(8泊10日) | 20万円 | 12万円 | 8万円 | 約4.6万円(3都市) | 4万円 | 約2.4万円 | 約51万円〜 |
14日間(12泊14日) | 20万円 | 18万円 | 12万円 | 約8.4万円(5都市) | 6万円 | 約2.6万円 | 約67万円〜 |
物価の高いフランス、スイス、スウェーデン、デンマークなどではこの予算よりも高くなる可能性があり、逆にイタリア、スペイン、ギリシャのように食費が安めの国を中心にすれば、全体予算を数万円抑えることも可能です。
特にチェコやハンガリー、ポーランドなど東欧エリアは「周遊しやすくて安い」穴場ルートとして注目されています。
つまり、ヨーロッパ旅行の予算は「旅程表」次第。
費用を節約しつつヨーロッパ周遊を楽しむなら、安くて濃厚な体験ができる東欧中心ルートを。
贅沢にヨーロッパ旅行がしたいなら、美術館やグルメが充実した西欧・北欧周遊がおすすめです。
ヨーロッパ周遊時の入国条件は?
ヨーロッパ周遊は「自由に国境を越えられる」イメージを持っている人もいると思いますが、その自由さを支えているのがシェンゲン協定です。
日本のパスポートを持つ観光客は、ビザなしでシェンゲン圏に最大90日間滞在可能。
ただし、「180日間のうち90日間まで」というカウント方式なので、過去の滞在も合算されることに注意が必要です。
うっかりオーバーすると入国拒否や将来の渡航制限につながることもあるため、日数管理を徹底しましょう。
さらに、2026年からはETIAS(欧州渡航情報認証制度)が導入されることになっています。
イメージ的にはアメリカのESTAのような仕組みで、導入後はETIASがないと入国できなくなります。
開始時期は当初2025年予定でしたが、現在は2026年へ延期される見込みとなりました

また、ヨーロッパ外周はジェンゲン協定で自由に国境をまたげると言いましたが、イギリスやアイルランドはシェンゲン圏外のため、別途入国審査が必要な点にも注意。
特にイギリスでは2025年1月からETA(電子渡航認証)の申請が義務化されています。
このように、ちょっとした条件はありつつも比較的移動が自由なヨーロッパ。
ですが、陸路で国境を越える際には稀にパスポートの提示を求められることもあるので常に携帯&提示できる状態をキープしておくことが大切です。
加えて、パスポートの残存有効期間が出国日から3ヶ月以上あることも必須条件のひとつ。
「どこへでも行ける」ヨーロッパ旅こそ、見えない入国ルールを押さえることが最大の自由への鍵となっています。
ヨーロッパ周遊で外せないおすすめの国6選
ヨーロッパには50の国がありますが、人気の訪問都市が集中しているのは主に西ヨーロッパの国々です。
中でも「イギリス」「フランス」「イタリア」「スペイン」「ドイツ」「スイス」には歴史的建造物が多く存在し、ヨーロッパ文化を体感できます。
フランス|芸術と美食の国
フランス旅行では、やはり首都パリは外せません。
エッフェル塔や凱旋門といったフランスらしさを象徴する名所はもちろん、ルーブル美術館では世界の至宝・モナ・リザにも出会えます。
カフェやブティックが立ち並ぶシャンゼリゼ通りでの街歩きも、ヨーロッパ周遊旅行の楽しみのひとつ。
日帰りツアーで訪れるモンサンミッシェルや、古都リヨンの旧市街など、都市ごとに表情の異なる風景を楽しめるのもフランスの魅力です。
基本情報 | 内容 |
---|---|
周遊に人気の都市 | パリ・リヨン・ニース・マルセイユ・ストラスブール |
言語 | フランス語 |
日本との時差 | -8時間(サマータイム中は-7時間) |
フライト時間(東京発) | 約15時間 |
おすすめの楽しみ方 | 芸術鑑賞とカフェ巡りで、日常に溶け込むような旅を体験 |
イギリス|王室の歴史と田園風景
イギリスに行くなら、ロンドンは絶対に寄りたい訪問都市のひとつ。
バッキンガム宮殿やビッグベンなど、映画やドラマで見た風景が目の前に広がり、テンションがあがること間違いなしです。
ナショナルギャラリーやテート・モダンで名画に触れれば、芸術鑑賞の時間も充実します。
一方、日帰りで行けるコッツウォルズでは、まるで絵本のような田舎町の風景に癒されるでしょう。
スコットランド・エディンバラで中世の城と石畳の街並みに触れれば、歴史ロマンをたっぷり感じることができます。
基本情報 | 内容 |
---|---|
周遊に人気の都市 | ロンドン・コッツウォルズ・エディンバラ・マンチェスター |
言語 | 英語 |
日本との時差 | -9時間(サマータイム中は-8時間) |
フライト時間(東京発) | 約14時間 |
おすすめの楽しみ方 | 王道観光+田舎町で「絵になる旅時間」を過ごす |
スペイン|情熱と色彩にあふれる都市
スペインのバルセロナはガウディ建築が点在する美術館のような街で、スペインでも屈指の観光都市です。
サグラダファミリア、カサ・ミラ、グエル公園など、思わず写真を撮りたくなるスポットが点在していて、インスタ映えもばっちり。
マドリードでは歴史ある宮殿や広場、美術館でスペインの重厚な文化を体感できますよ。
さらに、美食の街サンセバスチャンでは、ピンチョスやバル文化を気軽に楽しめ、ワイン片手に食べ歩き旅も実現。
旅慣れた人にも刺さる味と文化の深さを堪能してくださいね。
基本情報 | 内容 |
---|---|
周遊に人気の都市 | バルセロナ・マドリード・バレンシア・サンセバスチャン |
言語 | スペイン語 |
日本との時差 | -8時間(サマータイム中は-7時間) |
フライト時間(東京発) | 約17時間 |
おすすめの楽しみ方 | 芸術とグルメをバルで満喫、情熱的な街歩き旅に |
イタリア|歴史とアートと絶景
イタリアのローマではコロッセオや真実の口、トレビの泉など、時空を超えてきたかのような歴史遺産が次々と登場します。
フィレンツェではルネサンスの香り漂う街並みと美術館の数々に酔いしれ、ベネチアでは水上都市ならではのゴンドラ体験もできますよ。
イタリアでは、観光名所を見るというよりも、街に入り込むという感覚の旅になるのが魅力のひとつ。
どこを切り取っても絵になる街が連続する国です。
基本情報 | 内容 |
---|---|
周遊に人気の都市 | ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ナポリ・ミラノ |
言語 | イタリア語 |
日本との時差 | -8時間(サマータイム中は-7時間) |
フライト時間(東京発) | 約15時間 |
おすすめの楽しみ方 | 世界遺産と美術館をめぐりながら、街ごとに変わる表情を楽しむ |
ドイツ|堅実さとロマンチックな景観が共存
ベルリンやフランクフルトのような現代的な都市と、ローテンブルクやハイデルベルクのような中世の面影が残る街が共存しているのがドイツ。
ノイシュバンシュタイン城のような「おとぎ話の舞台」もあれば、ビールとソーセージを楽しむ庶民的な楽しみも豊富です。
鉄道網が発達しているので移動もスムーズ。
都市間を移動しながら、まったく異なる顔をもつ街を効率よくめぐることができます。
基本情報 | 内容 |
---|---|
周遊に人気の都市 | ベルリン・フランクフルト・ミュンヘン・ローテンブルク |
言語 | ドイツ語 |
日本との時差 | -8時間(サマータイム中は-7時間) |
フライト時間(東京発) | 約15時間 |
おすすめの楽しみ方 | 鉄道で快適に移動しながら、街と自然のコントラストを満喫 |
スイス|どこを切り取っても絵になる“自然×街歩き”の理想形
スイスのチューリッヒやベルンでは、中世の街並みと近代都市の機能性が心地よく調和しているのを体感できます。
特にリンデンホフの丘やベルン旧市街など、徒歩圏内に見どころがギュッと詰まっており、街歩きが楽しい国です。
そして何よりの魅力は、アルプスの絶景。
電車に乗って少し足を伸ばせば、山々のパノラマ風景や氷河、湖など、圧巻の自然美が広がります。
街と自然が近く、どちらも一度に楽しめる贅沢な国です。
基本情報 | 内容 |
---|---|
周遊に人気の都市 | チューリッヒ・ベルン・ジュネーブ・ローザンヌ |
言語 | ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語 |
日本との時差 | -8時間(サマータイム中は-7時間) |
フライト時間(東京発) | 約17時間 |
おすすめの楽しみ方 | 都市と自然を一度に楽しむ“バランス型旅”を満喫 |
オーストリア|音楽と宮殿
オーストリアに訪れるなら、ウィーンのクラシック音楽、壮麗な宮殿、美術館、そしてカフェ文化は見逃せない観光ポイント。
街そのものが芸術作品のような美しさにあふれ、歩くだけで心が豊かになる国です。
ザルツブルクではモーツァルトの故郷らしい音楽と自然の調和が楽しめ、ハルシュタットでは湖とアルプスに抱かれた幻想的な村風景が広がります。
派手さはありませんが、心に深く残る、静かで上質な旅を堪能できること間違いなしです。
基本情報 | 内容 |
---|---|
周遊に人気の都市 | ウィーン・ザルツブルク・ハルシュタット・インスブルック |
言語 | ドイツ語 |
日本との時差 | -8時間(サマータイム中は-7時間) |
フライト時間(東京発) | 約15時間(ウィーン直行便利用) |
おすすめの楽しみ方 | 宮殿と音楽に酔いしれ、カフェで静けさを味わう芸術散歩旅 |
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タウンライフ旅さがしを確認する>>ヨーロッパ周遊の移動手段
ヨーロッパを周遊する際に大事なのが移動手段。
都市間の移動では空港を使ったフライト移動も選択肢に入りますが、移動時間や費用のバランスを考えると微妙なところ。
近距離から長距離まで、それぞれの移動でおすすめの移動手段は以下の4種類です。
列車(ユーレイルパス)
ヨーロッパ間をコスパよく移動するなら、列車がおすすめです。
2カ国以上周遊する場合、「ユーレイル グローバルパス」を使えば、ヨーロッパ33か国の鉄道が乗り放題になります。
ユーレイル グローバルパスには旅行日数7日間と10日間のものがあるので、期間に合わせて選ぶとコスパよく移動することができます。また、提携宿泊施設だと割引を受けられるのも嬉しいポイントです。
ただし、座席の予約は別途追加料金が発生します。高速鉄道、夜行列車、人気路線の座席や寝台を予約して利用したいときは、気をつけてください。
地下鉄
大都市で観光地を巡るなら地下鉄は欠かせません。
主要な観光地へのアクセスがしやすく、比較的短い発着間隔で効率的に移動もできます。
バス
バスは観光地間の移動に便利で、料金も比較的安いのが特徴です。
ただし乗り換えが難しかったり、地下鉄よりも遠回りをして所要時間がかかりやすいので注意しましょう。
タクシー
目的地までピンポイントで移動しやすいのがタクシー。
早く移動ができて効率的ですが、料金が高いことや運転手の良し悪しが目立ちます。
特に日本人観光客はぼったくりに遭いやすいので、最終手段として使うのがおすすめです。
ヨーロッパ周遊10日間モデルコース

ヨーロッパ周遊を10日間で行うなら、3ヶ国ほどに絞って巡りましょう。
特に初めてのヨーロッパであれば、主要な国で観光するのに1日では足りません。
今回は、イギリスの「ロンドン」、フランスの「パリ」、スペインの「バルセロナ」の3ヶ国に絞ったモデルコースをご紹介します。
1〜3日目:日本→ロンドン
日本からロンドンへの移動
距離 | 約9,600km |
交通手段 | 飛行機 |
所要時間 | 直行便で約15時間、乗り継ぎで20時間前後 |
東京からロンドンへは約9,600kmの距離があり、直行便なら15時間、乗り継ぎなら20時間前後かかります。
かなりの長距離移動になるため、長時間フライトや空港での待ち時間に役立つ持ち物についてもチェックしておいてくださいね。
【関連記事】飛行機の快適グッズで長時間フライトを楽にする持ち物9選!
ロンドン観光

1日目は移動で使い、残りの2日間でロンドンを観光しましょう。
ロンドンは歴史的な名所、美術館、劇場、公園、ショッピングエリアなど、多彩な観光スポットがあります。
また、ロンドンは広大なのである程度エリアに分かれています。
ショッピングや最先端のカルチャーを楽しむなら「イーストエンド」、歴史的建造物を巡るなら「シティ」、落ち着いたイギリスらしい場所を観光するなら「ケンジントン」のようにエリアを絞ると効率的に周れますよ。
4〜6日目:ロンドン→パリ
ロンドンからパリへの移動
距離 | 約348km |
交通手段 | 列車 |
所要時間 | 2時間16分 |
ロンドンからパリは「ロンドンセントパンクラス国際駅」から「パリ北駅」への移動となり、2時間16分で到着します。
飛行機を使うとなると荷物検査などで手間がかかりますが、列車でユーレイルパスを使えば簡単な移動ができておすすめです。
パリ観光

「花の都」と呼ばれるパリは、一度は訪れてみたい憧れの街。
ロンドンに比べて観光地が集約されているため、歩いて移動ができる都市です。
地下鉄も充実していますが、パリの街並みを楽しみながらのんびり散策すればコストを抑えられます。
フランスならではの料理やスイーツ、ワインもパリ観光の醍醐味でしょう。
7〜9日目:パリ→バルセロナ
パリからバルセロナへの移動
距離 | 約1,000km |
交通手段 | 列車 |
所要時間 | 6時間15分 |
パリからバルセロナへの移動は、「パリ リヨン駅」から「バルセロナ サンツ駅」の移動となり、6時間15分かかります。
半日ほど潰れるので、それを見越した計画を立てておくといいでしょう。
バルセロナ観光

バルセロナは「サグラダファミリア」をはじめとするガウディの美しい建築が有名な都市です。
建物への入館は予約が必要な場合もあるため、あらかじめチケットを購入しておくとスムーズですよ。
また、ヨーロッパの中でも地中海エリアに属し、夏場は23~30℃、冬場は13~15℃と比較的に観光しやすい土地柄でもあります。
他のヨーロッパの都市と気温差があるため、服装にも注意して行きましょう。
9〜10日目:バルセロナ→日本
バルセロナから日本への移動
距離 | 約10,400km |
交通手段 | 飛行機 |
所要時間 | 直行便で約15時間、乗り継ぎで20時間前後 |
帰りはバルセロナから日本へ帰国します。
このとき、往復便で飛行機を予約してしまうと、往路で到着した都市までまた移動しないといけなくなってしまいます。
往路と復路は別々に航空券を取るようにしましょう。
ヨーロッパ旅行が一番安い時期はいつ?
ヨーロッパ周遊旅行の費用を抑えたいなら、11月中旬〜3月初旬が最もおすすめです。
この期間は一般的にオフシーズンなので観光客が減少し、航空券や宿泊施設の料金が下がる傾向があります。
ただし、クリスマスや年末年始は例外で、旅行需要が高まり価格が上昇するため、節約しつつヨーロッパを楽しみたいなら避けるのがベター。
春(4月〜6月初旬)や秋(9月〜10月)のいわゆる「ショルダーシーズン」も、比較的費用を抑えつつ、快適な気候で観光を楽しめる時期とされています。
反対に、旅行が割高になるのは7月から8月の夏季で、この時期は多くの観光客が訪れるピークシーズンとなっています。
おすすめシーズン | 11月中旬〜3月初旬 ※クリスマス、年末年始を除く |
2番目におすすめ | ・春(4月〜6月初旬) ・秋(9月〜10月) |
避けるべきシーズン | 7月〜8月 |
飛行機の予約は航空券比較サイトを利用しよう
今回は、「ヨーロッパ周遊10日間モデルコース」を観光地と交通手段と併せてご紹介しました。
10日間で周遊するには、お気に入りの都市を3つほどに絞り、お目当ての観光地へ行けるように計画を立てて旅行するといいでしょう。
またヨーロッパへの旅行は長距離になるため、航空券も高くなりがちです。
少しでも安く手にいれるなら、航空券比較サイトの「GALAXY Travel」を利用し、格安航空券を一括で検索して予約・購入してみてくださいね。