旅行中に「自分のいびきで周りに迷惑をかけてしまうかもしれない」と不安になった経験はありませんか?
特にグループ旅行や修学旅行のような大人数での旅行では、同室の人に気を使いすぎてぐっすり眠れない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、いびきに悩む方が旅行中でも周囲に迷惑をかけないための簡易的な対策と、事前にできる準備について詳しくご紹介します。
すぐにできるいびきへの対策を知って、翌日の観光も元気に楽しめるようにしましょう!
旅行中の簡単いびき対策4選
旅行中のいびきを軽減する簡単な方法は、主に以下4つです。
以下で、具体的な内容を解説していきます。
鼻呼吸を促すテープを使う
いびきの主な原因のひとつが「口呼吸」です。
睡眠中に口呼吸になってしまう理由はさまざまですが、主に原因としては以下のようなものが考えられます。
もし、鼻詰まりがいびきの原因になっている場合は、「ブリーズライト」のような鼻呼吸を促す専用テープを使うといびきを大幅に軽減できる可能性が高いです。
寝る前に鼻孔の上部に貼るだけで鼻腔が広がり、自然に鼻呼吸を促してくれるので負担になりにくく、ドラッグストアやオンラインで簡単に購入できます。
また、口呼吸が習慣になっている場合は、就寝中に唇に貼る「口閉じテープ」などを貼るのも効果的。
どちらの商品も最初は違和感があるかもしれないので、旅行前に数日間試して慣れておくと安心です。
横向き寝を試す
仰向けで寝ると舌が喉に落ち込み、いびきが発生しやすくなります。
ですから、いびきをかく人は横向きで寝るだけでも気道が確保されやすくなり、いびきが軽減されることが多いです。
横向き寝をサポートする抱き枕や専用の寝具があるので、いびきに悩む方は旅行前にひとつ購入しておくのもいいかもしれません。
特にU型抱き枕は持ち運びが簡単で、旅行に携帯しやすいです。
普段、横向きで寝る習慣がない方は旅行前に何度か練習しておくといいでしょう。
いびき防止用マウスピースを使う
マウスピースには食いしばりや歯軋り防止のイメージが強いですが、いびき防止を目的としたものもあります。
例えばスリープスプリントと呼ばれるいびき防止用マウスピースは、下顎を前方に固定して気道を広げる効果があり、特に重度のいびきに悩む方におすすめです。
いびき防止用マウスピースは通販サイトで買える商品もありますが、余裕があるなら歯科医でオーダーメイドしたほうが自分にぴったりのマウスピースが作れます。
事前にいびきをかきにくい環境を整える
旅行先での睡眠環境も、いびきを軽減するうえで重要です。
以下のポイントに注意して、可能な限り快適な環境を整えましょう。
部屋の空気が乾燥すると気道が狭くなり、いびきが悪化します。
特に冬場など、寝るときに暖房をつけて就寝するときは、バスタオルなどを濡らして部屋にかけておきましょう。
また、アルコールは筋肉を弛緩させていびきの原因になるので、旅行中の夜は飲み過ぎに注意です。
同行者にいびきへの配慮を伝えるのも忘れずに
いびきが心配で眠れない場合、あらかじめ同行者に「いびきをかくかもしれないから、迷惑をかけたら教えてね」と一言伝えておくことで心理的なストレスを軽減できます。
また耳栓を用意しておき、気になるときは使って欲しいと言っておけば睡眠妨害してしまう可能性も低く、安心して眠りやすいです。
相手への思いやりを見せて、お互いに気持ちのいい旅になるように工夫しましょう。
いびきを根本的に治療する方法
本気でいびきをどうにかしたい!と考えている場合は、まず自分のいびきの原因を探ることが重要です。
専門医に相談する
いびきを根本的に防ぎたい方は、旅行前に自分のいびきの原因を専門医に診てもらうのがおすすめです。
診察の結果、いびきの原因が鼻炎や睡眠時無呼吸症候群だと判明した場合は、適切な治療を受けることで大幅に改善できます。
相談は、耳鼻科やいびき外来でできるので、時間のあるときに近くの病院に行ってみるといいでしょう。
睡眠や生活習慣を見直す
いびきは、日常の習慣によっても引き起こされることがあります。
特に以下のような要因はいびきを起こしやすく、当てはまる場合は改善が必要です。
旅行前や旅行中は、しっかり寝ることを心がけるだけでもいびきの程度を軽減できるかもしれません。
また肥満気味だと自覚のある場合は、毎日10分程度でもいいので運動する習慣をつけましょう。
まとめ
旅行中は寝不足を避ける、加湿する、アルコールを控えるといった簡単な対策でいびきを軽減できます。
さらに横向き寝をサポートする枕や、鼻呼吸を促すテープなどのアイテムを使えば、よりいびきを抑えられる可能性が高いです。
どうしても不安な場合や、根本的な治療をしたい場合は専門医に相談して診断を受けるといいでしょう。
また、同じ部屋で寝る人がいる場合は事前に耳栓を用意したり、配慮を伝えることでお互いにストレスを減らしやすいです。