秋から冬にかけて、北の大地、北海道へ気の合う友人と女子旅、サークルで合宿、同期と卒業旅行したいなと思っている方は、少なくないのではないでしょうか?
数年前のシルバーウィークに、3泊4日で北海道に初上陸しましたが、延々と続く直線道路や、広大な景色、北海道でしか味わえないグルメに感動しっぱなしでした。もちろんまた行きたい!
そこで今回は、自宅最寄りから直行便などで気の合う友だちやサークルのメンバーとともに、新千歳空港に降り立ち、シャトルバスやレンタカー、鉄道も利用して、北海道を満喫できるモデルコースを筆者の実体験も交えつつ、ご提案していきます。
北海道3泊4日モデルコース 女子旅・サークル合宿・卒業旅行
人生初の北海道は、札幌と留寿都に滞在し、小樽や函館にも足を延ばしましたが(移動多め)、次の北海道旅行では余市蒸留所に行くことと鉄道での移動を日程に組み込んでみたいなと思っています。
モデルコースには筆者の希望も反映していますが、もちろん旅の主役はみなさんですので、あくまでも参考にされてみてください。それでは見ていきます。
北海道 1日目のスケジュール
いよいよ北海道女子旅・サークル合宿・卒業旅行がスタートです!
初日は新千歳空港に降り立ちます。初日は空港からまっすぐルスツリゾートへと向かいます!
- 12:00までに
新千歳空港到着 - 昼食/空港内散策
- 15:00頃
ビッグランズ号(事前予約制)もしくはレンタカーでルスツリゾートに向かう - 17:00
ホテルにチェックイン - 休憩
- 館内散策/スキー場への動線を確認
- 夕食
- 大浴場
- 部屋飲み
新千歳空港
新千歳空港には、「豚丼」など北海道グルメのお店、いつも見かける全国チェーンのお店も揃っており、北海道ならではの味や、いつも食べ慣れているあの味まで楽しめます。また、
- エアポートヒストリーミュージアム
- ドラえもん わくわくスカイパーク
- ハローキティ ハッピーフライト
など、新千歳空港にしかないエンタメ施設もありますので、バスが来るまで時間を有効活用してみてください。
ビッグランズ号
ルスツリゾート(加森観光)が運航している直行便のシャトルバスです。国内線ターミナルから約2時間座って移動するだけでホテルに到着しますので、おすすめです。
2024年冬季も運行するはずですので、ルスツリゾートの公式サイトなどで情報を、ご確認ください。
2日目の観光グループはもちろん、初日から観光やドライブを楽しみたいなら、やはりレンタカーを借りて、のんびりとルスツリゾートに向かうのもいいでしょう。
ルスツリゾート
3つの山からなるスキー場や遊園地、ゴルフ場、複数の宿泊施設などがある北海道を代表するリゾートです。
筆者は、ウェスティン ルスツリゾートの5ベッドルーム(最大定員 : 7名) というメゾネットタイプのお部屋に宿泊したのですが、入室して階段を降りると広々としたリビングルーム、超豪華なベッドルームも上下階に1部屋ずつありました。
まとまった人数で行くと、1人あたりの滞在費は割り勘でき、こういう贅沢もできたりしますので、7人ほどのグループやサークルで、リゾートホテルに泊まるのはアリだと思います。
近くにはセブン-イレブンもあり、そこでアルコール類や、おつまみなどを調達し、部屋飲みができましたので、個人的には重宝しました。
北海道 2日目のスケジュール
2日目、サークルのメンバーが多ければ必ずスキーと観光などで分かれることもあるかと思います。そこでリゾートに滞在してスキーを楽しむコースと観光に出るコースをご提案いたします。シーズンオフ期間中は、ゴルフなどのアクティビティに置き換えてもいいでしょう。
- 7:00
朝食 - 9:00
ホテルをチェックアウト - スキーグループ、観光グループに分かれて別行動
- 19:00
札幌で合流/JR札幌駅近くのホテルにチェックイン - 20:00
味噌ラーメンを堪能 - 21:00
ホテルに戻る
スキーグループ
- 9:00
ロッカーに荷物を預ける - スキーレンタル
- スキーを楽しむ(途中30分昼食)
- レンタル返却
- 大浴場に入る
- ロッカーから荷物を出す
- 17:00頃
シャトルバスもしくはレンタカーで札幌に向かう - 19:00
札幌に到着
ルスツリゾートスキー場
ルスツリゾートスキー場は、ウエストマウンテン、 イーストマウンテン、イゾラマウンテンの3つの山から構成されていて、スノーパーク、キッズパークも完備。上級者から初心者まで幅広くパウダースノーを楽しめます。
スキー板、ブーツ、ポールだけではなくウエア、ヘルメットなどもレンタル可能です。13歳以上の初心者にはカンタンにターンを体得できるサロモンのCTSスキー板を貸し出しているとのこと。
リゾート内は広いので、1日目、ホテルに着いたらスキー組は下見をして、ロッカーの場所など動線を把握しておかれるようにすると、2日目がスムーズです。
サウスウイング大浴場
ゲレンデ近くの大浴場(温泉ではありません。サウナも完備)。チェックアウト後の入浴は有料となりますが、スキーの疲れを癒し、カラダの冷えを温めてくれるはず。ホテルのフロントで精算して、タオルを受け取りましょう。
観光グループ
- 9:00
レンタカーでホテルを出発 - 洞爺湖/昭和新山/有珠山ロープウェイ/有珠山洞爺湖展望台
- ルート上で気になるお店に入り昼食
- 14:00
余市蒸留所 - 16:30
小樽運河 - 小樽洋菓子舗ルタオ本店
- 19:00
札幌に到着/レンタカーを返却
洞爺湖
約11万年前に火山が噴火して、大量のマグマが放出されたことによりカルデラ地形ができあがり、そこに水が溜まり今では屈斜路湖、支笏湖(しこつこ)に次ぐ国内で3番目に面積が広い湖となりました。
次に、ご紹介する有珠山(うすざん)と一緒に、洞爺湖有珠山ジオパークとして、北海道いぶり五大遺産のひとつになっています。
昭和新山/有珠山ロープウェイ
1943(昭和18)年の火山活動で麦畑だった場所が隆起して誕生したことから、昭和新山と呼ばれ、現在もリアルタイムで火山活動を続けているそうです。
昭和新山そばにある有珠山ロープウェイ(大人1,800円※ 往復)に乗り込み、有珠山(うすざん)まで行くことも可能で、有珠山洞爺湖展望台で絶景が拝めます。また国際的雪合戦大会の場所としても有名なので、雪が積もっていれば、みんなで「ゆるく」雪合戦をしてみては...
※中学生以上
余市蒸留所
ニッカウヰスキーの生みの親である竹鶴政孝が、1934年に会社を設立し、北海道で最初につくった蒸溜所が余市蒸留所で、ニッカウヰスキーの聖地とされています。
竹鶴政孝は、1918年にスコットランドへと渡り、ウイスキーづくりを学び帰国。スコットランドと似たような冷涼湿潤の地を探し歩き、たどり着いたのが、余市だったそう。
見学(70分のガイドツアー 無料)もできますが事前予約制で、10人以上の団体、マイクロバスや貸切バスでの乗り入れは不可とのこと。全施設の閉館時間は16:15、入場時間最終は15:30までなので、遅くとも14:30までの到着を目指して!
あと20歳に達していない人、もちろんドライバーはアルコールの試飲はしないよう、気をつけてくださいね!
小樽運河
大正時代につくられた小樽運河は元々、開運の設備で、荷揚げの効率化を目的に海面を埋め立てたものです。戦後、小樽港が整備されたことでその役割を終え、今では歴史を感じる観光スポットとして、訪れる人々を魅了しています。
周辺には、お寿司屋さんが多く見られ、お寿司や海鮮丼を目当てに足を運ぶ方も少なくありません。お腹がすいたら、軽くお寿司もいいかも。
小樽洋菓子舗ルタオ本店
お取り寄せスイーツでも人気のLeTAOブランド。小樽運河まで足を運んだら、ぜひ休憩で立ち寄ってほしいCAFE併設のお店です。
北海道限定つくりたての生ドゥーブルフロマージュ、本店でしか提供していない紅茶をぜひ!
北海道 3日目のスケジュール
3日目は朝、札幌市街地を散策したあと、昼は日本ハムファイターズの本拠地、北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOがあるF.VILLAGEへ!そして夜はすすきので打ち上げにGO!
札幌市街地の観光地については、こちらの記事のモデルコースも、ぜひ参考にしてみてください!
- 7:30
さっぽろ朝市で海鮮丼を堪能 - 札幌市街地を自由散策(時計台やテレビ塔などを見る)
- 10:00
ホテルに戻り休憩 - 11:00
ホテル→JR札幌駅→JR北広島駅→シャトルバス→F.VILLAGE - 12:00
昼食/散策/自由行動 - FIGHTERS FLAGSHIP STOREでお土産を購入
- エスコンフィールドHOKKAIDO前で記念撮影
- 15:00
シャトルバス→JR北広島駅→JR札幌駅 - 16:00
ホテルに戻り休憩 - 18:00
すすきのエリアの居酒屋で打ち上げ - 21:00
JRタワー展望室(タワー・スリー・エイト)で夜景を楽しむ - 22:00
夜パフェ(シメパフェ)を堪能 - 23:00
ホテルに戻る
F.VILLAGE
2023年に北広島市にお目見えした日本ハムファイターズの本拠地は、調べてみると、大きな商業施設になっていて、おもしろそうでしたので3日目に組み込んでみました。
JR北広島駅からシャトルバスで5分ほどで行けますし、いろいろな飲食店や、F.VILLAGEにしかないお店もあるようですので、ぜひ検討してみてください。
JRタワー展望室(タワー・スリー・エイト)
JR札幌駅直結のJRタワーイースト6階受付から、エレベーターで38階に昇り、地上160mの場所から見たキラキラと輝く札幌市の夜景は、個人的には感動モノでした!
すすきのエリアからは徒歩でも行けますが、積雪している日は地下鉄利用を推奨します。
北海道 最終日のスケジュール
最終日は、サッポロビールと北海道名物ジンギスカンで締めくくるのはいかがでしょう?
- 10:30
ホテルをチェックアウト - 11:00
サッポロビール博物館 - サッポロビール園ジンギスカンホールorルート上で気になるお店に入り昼食
- 14:00
JR札幌駅→JR新千歳空港駅 - 15:00
おみやげを購入し帰路へ
サッポロビール博物館
札幌駅近くにあるサッポロビールの施設。プレミアムツアー(有料 大人1,000円)に参加すると、サッポロビールの歴史をシアターや展示で知ることができるほか、サッポロビール生ビール黒ラベルと復刻札幌製麦酒を1杯ずつ楽しめます。
施設内にあるサッポロビール園で、ジンギスカンを食べるのも、いいかもしれません。
みんなで話し合って楽しい北海道旅行にしよう!
今回は秋から冬にかけての旅行を想定し、シャトルバスにレンタカー、鉄道、地下鉄とフルに利用するモデルコースをご提案いたしました。
観光はもちろん、北海道でしか味わえないパウダースノー、ウイスキー、ビール、グルメ、そしてお買い物などオールマイティに取り入れ、みんなが楽しめるようなコースを組んでみてください!
北海道旅行では家族に蟹を現地から送ったら、すごく喜ばれたので、朝市の海鮮丼とおみやげ購入は個人的に、おすすめです。